レアルで出場機会に恵まれないブラジルの神童、今冬の移籍市場でプレミアリーグのサウサンプトンにレンタル移籍か?
今夏にパルメイラスからスペインの名門レアル・マドリードに加入した18歳のブラジル代表FWエンドリッキ。しかし、今季開幕から出場機会に恵まれていない。そのため、出場機会を得るために今冬にもレンタル移籍を検討しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』が現地時間20日に報じている。 今夏マドリーに加入したエンドリッキは、公式戦デビューとなったラ・リーガ第2節バジャドリー戦でいきなりゴールを決めると、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節のシュトゥットガルト戦でも強烈なシュートを決めるなど、ブラジルの神童と言われる片鱗を見せていた。 しかし、その後出場機会は制限されており、これまでリーグ戦8試合に出場してプレータイムは54分。CLでも2試合に出場して67分、今季これまで公式戦合計121分しか出場できていない状況だ。 同メディアは、「18歳で将来を嘱望される才能を持つ彼らが、今シーズン出場時間が足りなかったためマドリーでの進歩が遅れている」と前置きし、「10試合に出場したにも関わらず出場時間はわずか120分だった。クラブと選手はより多くの経験を積むためにローンを検討している」と、ローン移籍で出場機会を模索していることを伝えている。 そして、「有望なアタッカーの移籍先候補としてサウサンプトンの名前が浮上している」と述べた上で、「若い才能の育成に重点を置いたプロジェクトを進めているイングランドのクラブは、マドリードは得られない経験を彼に提供するつもりのようだ。世界で最も競争の激しいリーグの一つでプレーする機会は、彼にとって潜在能力を発揮し高いレベルに順応するための鍵となる可能性がある」と、サウサンプトンへのレンタル移籍を検討している理由と実現可能性について報じていた。
フットボールチャンネル編集部