柔道、パリ五輪団体銀メダルの髙市未来が現役引退「幸せな現役生活」今後は指導者の道へ
柔道女子のパリオリンピック™団体銀メダリスト、髙市未来(30)が現役を引退することを30日、所属するコマツが発表した。髙市はコマツを通じて「本当に幸せな現役生活でした」とコメントした。 髙市は2016年のリオ大会から3大会連続で五輪に出場。今年行われたパリオリンピック™の63kg級では2回戦で敗退し、個人での表彰台は逃したが、団体の銀メダル獲得に貢献した。今後は、コマツの社員として働きながら女子柔道部のコーチとして後進の育成にあたる。 【髙市選手コメント】 この度、現役選手を引退することになりました。8歳から高尾警察署で柔道を始め、相武館吉田道場、相原中学校、淑徳高校で、柔道の素晴らしさ、楽しさを教えていただきました。コマツに入社後は、世界で戦う厳しさ、逆に世界の舞台で戦うことの素晴らしさを感じることができました。ここまでご指導・応援し支えてくださった皆さまには心から感謝しています。「柔道は1人ではできない」と、子供の頃から、常に柔道への感謝、周りの方への感謝を忘れずに取り組むよう教わってきました。私の現役生活は、関わってくださった皆さまのおかげで、大好きな柔道を通して、素晴らしい経験をし、彩り豊かなものにすることができました。本当に幸せな現役生活でした。今後は指導者の道に進みます。ここまで経験してきたことを活かしつつ、これからは多くのことを学び、柔道界、世の中に少しでも貢献できるよう、より一層努力していきたいと思います。
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