【箱根駅伝】3冠懸かる国学院大 復路も波に乗れず 首位・青学大との差は8分以上に「山は本当に鬼門」
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、3日=5区間109・6キロ)の復路でも、国学院大が波に乗り切れていない。 出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した国学院大だが、2日の往路では花の2区を担ったエース・平林清澄(4年)が区間8位に沈むと、3区の山本歩夢(4年)も区間5位。チームをけん引する最上級生で流れをつかむことができず、往路優勝した青学大と5分25秒遅れの6位発進となった。 前田康弘監督は「もうちょっと攻めたかった。復路優勝も意識してレースしていきたい」と巻き返しを誓っていたものの、この日の6区も嘉数純平(3年)が順位を上げることができない。順位を1つ落とし、首位青学大との差は6区終了時点で8分19秒にまで広がった。 大学駅伝3冠が懸かった一戦で苦戦を強いられている国学院大。ファンから「国学院にとって山は本当に鬼門だよな」「どこまであがってこれるかが復路の楽しみなところ」「国学院がんばれ」などの声が上がる中で、意地を見せることができるか。
東スポWEB