星槎中が全種目制覇 男子単は川上流星、女子単は髙橋青葉が初優勝<全国中学校卓球大会2024>
<第55回全国中学校卓球大会 日程:2024年8月22~25日 場所:新潟市東総合スポーツセンター体育館> 25日、全国中学校卓球大会は最終日を迎え、全種目が終了した。 男子団体決勝では、ここまで1試合も落としていない星槎中と、準決勝で野田学園中との激闘を制した愛工大名電中が対戦。 第1マッチはフルゲームデュースの末に伊藤佑太(星槎)が制すると、第2マッチも川上流星(星槎)が郡司景斗(愛工大名電)を下し、星槎が優勝に王手をかける。 しかし、第3マッチのダブルスは髙森健太/浅里巧真(愛工大名電)ペアがゲームカウント3-1で勝利し、愛工大名電が1点を取り返す。続く第4マッチは先に月原弘暉(愛工大名電)が2ゲームを先取するも、そこから大野颯真(星槎)が逆転勝利を収め、星槎中がマッチカウント3-1で勝利。見事、初優勝を飾った。 女子団体決勝では、去年優勝を果たし、連覇を狙う星槎中と、王座奪還を狙う四天王寺中が対戦。 第1マッチ、第2マッチともにフルゲームの熱戦となるも、いずれも星槎中が勝利し、先に優勝に王手をかける。 挽回したい四天王寺だったが、第3マッチのダブルスは星槎ペアに流れを掴まれたまま敗戦。ストレートで星槎ペアが勝利し、マッチカウント3-0で星槎中が勝利。女子団体で2連覇を果たした。 男子シングルス決勝では、4回戦で第1シードの岩井田駿斗(野田学園)を撃破した川上流星(星槎)と、2試合連続のフルゲームを制して勝ち上がってきた永峰佳麒(野田学園)が対戦。フルゲームを制した勢いのまま挑んだ永峰だったが、ユース日本代表でもある川上の強さの前にゲームを奪うことは叶わず。川上がゲームカウント3-0で勝利し、見事優勝を飾った。 女子シングルス決勝では、第1シードの新谷莉央(四天王寺)を撃破した髙橋青葉(星槎)と、渡会宥(四天王寺)が対戦。第1ゲームからデュースの競り合いになり、第1ゲームは髙橋が制すも、第2ゲームは渡会が取り返す展開に。しかし、第3ゲームからは髙橋がペースを握り、髙橋が一気に2ゲームを連取。ゲームカウント3-1で髙橋が勝利し、見事な優勝を果たした。