バスケ天皇杯の準々決勝進出“4強”決定…千葉Jの渡邊雄太は20得点の活躍
12月4日、各地で『第100回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会』の3次ラウンドが開催され、準々決勝に進む4チームが出揃った。 B1に所属するクラブが順当に勝ち上がってきた中、リーグ屈指の得点力を誇る三遠ネオフェニックスは、ホームで長崎ヴェルカに84-50で快勝。また、敵地に乗り込んだ群馬クレインサンダーズは、比江島慎を無得点に抑えるなど宇都宮ブレックスを66-46で下し、準々決勝進出を決めた。 天皇杯2連覇中の千葉ジェッツは、ホームにファイティングイーグルス名古屋を迎えた一戦で、渡邊雄太が加入後最多となる20得点、クリストファー・スミスがチーム最多21得点をマーク。チームの得点源であるディー・ジェイ・ホグが負傷離脱するアクシデントに見舞われていたものの、要所でベンチメンバーたちの奮闘も光り、85-80でFE名古屋に競り勝った。 また、トヨタ自動車時代の2012年以来、12年ぶり3度目の天皇杯優勝を目指すアルバルク東京は、敵地で名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。立ち上がりに0-8のランを許しながらも接戦に持ち込むと、第4クォーター残り59秒にテーブス海が値千金の逆転3ポイントを成功。14得点13リバウンドのセバスチャン・サイズ、12得点16リバウンドのライアン・ロシターらがチームを支え、最終スコア60-58で準々決勝へと駒を進めた。 注目の準々決勝は、1月8日(水)に千葉JvsA東京、群馬vs三遠の2試合を開催予定。バスケの天皇杯はBリーグの前年優勝&準優勝クラブが準決勝から登場するレギュレーションのため、前年王者の広島ドラゴンフライズは千葉JvsA東京の勝者と、準優勝の琉球ゴールデンキングスは群馬vs三遠の勝者と、それぞれ2月5日の準決勝で対戦する。
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