電動SUV『ポールスター3』にクラス最長「航続706km」の新グレード
ポールスターは、新型電動SUVのポールスター『3』の新グレード「ロングレンジ・シングルモーター」の生産を米国で開始した。WLTPサイクルで最大706kmというクラス最長レベルの航続を実現している。 クラス最長「航続706km」のポールスター3
欧州でのベース価格は7万9890ユーロ(約1265万円)から。この価格設定により、ポールスター3の購入をより多くの顧客が検討できるようになると見込む。
ロングレンジ・シングルモーターは、デュアルモーターバージョンと同じ111kWhのバッテリーパックを搭載。DC充電時の最大出力は250kWで、10%から80%までの充電は30分しかかからない。
シングルモーターながら、ポールスターブランドの特徴である高性能を維持している。リアアクスルを駆動する220kWのモーターは490Nmのトルクを発生し、0-100km/h加速は7.8秒だ。
サスペンションには、油圧式リバウンドストップ(HRS)と周波数選択式ダンピング(FSD)を採用した高度な受動型ダンパーシステムを採用した。これにより、デュアルモーターモデルと同様のダイナミックな走行特性を実現している。
カスタマイズオプションも充実しており、6種類の外装色、5種類のインテリア、4種類のホイールから選択可能。さらに、Bowers & Wilkinsの25スピーカーオーディオシステムやDolby Atmos、動物福祉に配慮したBridge of Weirのナッパレザー、130万画素のLEDヘッドライトなど、デュアルモーターモデルと同様の高級オプションも用意されている。
レスポンス 森脇稔