夏休みの宿題 保護者の56%が「少ないと感じる」調査結果も
■宿題、減ってる? 一方、夏休みの宿題について保護者からはこんな声も・・・ 保護者 「少なくなったような気がしますね、私達の時代ってけっこう分厚かったイメージがあるので」 「宿題は終わっているので、家にある問題集とかをやっています」 「量は確実に少なくなっていると思いますし、読書感想文とかしなくちゃいけなかったのも一つで良かったりするので、自分たちの時よりかは楽かな」 ベネッセコーポレーションの調査によりますと、「夏休みの宿題の量」について、56%の保護者が「少ない」と感じています。 また、「夏休みの宿題は必要か」という質問には83%の保護者が「必要だと思う」と回答。 「学習習慣づくり」や「生活のメリハリ」を夏休みの宿題に期待する声が多数寄せられたということです。 ■夏休みの宿題にかける時間 東京大学社会科学研究所などの調査によりますと、夏休みの宿題に要する時間は2017年のピークに年々減少。 1日あたりの平均時間は小1~小3が27.7分、小4~小6が35.7分となっていて、スマートフォンで動画などを視聴している時間より短い印象です。 ■学習塾に通う子供の割合は 一方、学習時間を補うため、学習塾に子供を通わせる保護者も増えているという調査結果もあります。 文部科学省の2021年度「子供の学習費調査」によりますと、公立小学校に通う児童の38.9%、私立小学校に通う児童では73.0%が塾に通っているということです。 夏休みに限らず、宿題にかける時間は減少していて、学校から帰った後は、塾やその他の習い事に時間をかけている子供が増えている傾向が浮き彫りになっています。
RKB毎日放送