夏休みの宿題 保護者の56%が「少ないと感じる」調査結果も
RKB毎日放送
夏休みも残りわずか。夏休みの宿題、「まだ終わっていない」という子供たちもいるかもしれません。 【画像で見る】夏休みも残りわずか 夏休みの宿題は 一方、保護者の56%が「夏休みの宿題が少なくなっている」と感じている調査結果もあります。 ■宿題終わりましたか? 夏休みも残りわずか・・・ 福岡市科学館には、多くの子供たちが訪れていました。 Q 夏休みの宿題は終わりましたか? 「まだ終わっていません。絵とか作文」 「あとちょっとです。」「終わった」 「都道府県のプリントがあるんですけど、それが難しかった。」 「お城のジオラマを作っていて、お城の屋根の形とかが難しいです。」 「まだ残っています。自由研究とか1日日記とか絵日記とかです。」 「もう終わりました。人権作文。どういうテーマにしようか考えるのが難しくて大変でした。」 ■最も大変な宿題は 「進研ゼミ」でおなじみのベネッセコーポレーションが行った「小学生の夏休みの宿題調査」によりますと、最も大変だと思う宿題は、 1位が「自由研究・工作」 2位が「読書感想文」 3位が「日記・絵日記」という結果で、 自分の考えや出来事を表現する宿題のハードルが高いと分析しています。 ■「自由研究」なぜ大事? 福岡市科学館で21日に開かれた「作品交流会」 参加した子供たちは、夏休み期間中に取り組んだ自由研究について発表しました。 「水素ロケット。水素バスに乗った時に水素ロケットを飛ばしてみようと思いました。」 「カブトムシがいろんなものを食べるのかを調べました。野菜は食べなかった。」 「公園で拾った石がすごくきれいで、岩石や鉱物について調べました。」 「人間はどれだけ寝れるのかです。人の時間はそれぞれ平均と全然違うことが分かりました。」 「テーマ選び」や「準備」が大変な自由研究ですが、子供たちの好奇心や学ぶ力を伸ばすという大きな役割があります。 福岡市科学館 教育アドバイザー 高原和幸 リーダー 「夏休みの自由研究は自分から問題を見つけて、問題解決の力がついていくことが大事なところです」