「ライオン・キング:ムファサ」バリー・ジェンキンスが監督を引き受けた理由
映画「ライオン・キング:ムファサ」より、監督を務めたバリー・ジェンキンスらのコメントが到着した。 【動画】「ライオン・キング:ムファサ」本予告はこちら 「ライオン・キング」の始まりを描いた本作では、シンバの父にして、やがて偉大なる王に成長していくムファサの若き日の物語がつづられる。若きムファサにアーロン・ピエール、ムファサを兄弟として家族に迎え入れ、のちにスカーと呼ばれるタカにケルヴィン・ハリソン・Jr.が声を当てた。 監督を引き受ける大きな決め手となったのは脚本だったと話すジェンキンスは「僕たちはアニメーション版の『ライオン・キング』について多くのことを知っていて、兄弟であるムファサとスカーが似ていないということも知っています。ムファサは、とても明るく元気があって、賢く善良。一方スカーは、とても暗くて意地悪で、狡猾で悪いということをね。でも実は彼らは子供の頃、本物の絆で結ばれていた。(“ヴィラン”スカーになる前の)タカの純粋さ、彼らの絆、ふたりがどのように通じ合っていくのかといったことを探求するのは、本当に素晴らしいことだと思いました」と述懐する。 本作の音楽を手がけたリン=マニュエル・ミランダは「脚本を読んだとき、とても興奮しました」と回想。「ムファサのことなら何でも知っていると思っていましたが、(脚本を読んで)実は何も知らなかったと気付いたのです。それはまるで、若い頃の両親の写真を見た子供が、自分の想像していた姿とまったく違ったことに驚くようなものでした。脚本には、僕が予想もしなかったような紆余曲折がたくさんあったのです」と伝え、「完成前の本編を8人の姪っ子や甥っ子たちと一緒に観ましたが、彼らは本当に楽しんでいたし、本当に驚いて感動していました。本当に気に入ってくれたようでしたよ」と期待を煽った。 「ライオン・キング:ムファサ」は12月20日より全国ロードショー。 (c) 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.