【新日本】師匠内藤哲也に敗れた高橋ヒロム「いつの日か必ず超えてみせる」裏切り、離脱は否定
<新日本プロレス:WRESTLE KINGDOM19大会>◇4日◇東京ドーム 人気ユニット「ロスインゴベルナブレス・デ・ハポン」の高橋ヒロム(35)が内藤哲也(42)との師弟対決に敗れた。 【写真】内藤哲也に抱きつく高橋ヒロム 同ユニットのリーダーとの初シングル戦に臨み、17分8秒、デスティーノを浴びてフォール負け。20年3月の大田区大会で1度は組まれながらもコロナ禍で消滅していた待望の内藤戦で、試合前から「最初で最後」と言い続けたスペシャルシングル戦に勝てなかった。 内藤とともにバックステージで会見した高橋は「前から言った通り、最初で最後の対決にうそはない。オレはもうあなたともうやるつもりは一切ない。内藤哲也の強さを超えられなかった。ただ内藤哲也の存在感をいつの日か必ず超えてみせる」と言葉に力を込めた。内藤からは将来的な再戦に含みを残す発言が出たものの「1年後、5年後、10年後に組まれて戦ったところで、勝ってもうれしくない」とキッパリ。 裏切りやユニット離脱などの方法を否定しながら「あなたの存在感を超えますよ」と断言した。試合直後のリング上で、深々と一礼してから右拳を高く上げてタッチした。場外では内藤と抱き合っていた高橋だったが「オレの中で1つ、覚悟が決まりました。それで一礼した。内藤哲也が師匠で良かった。本当に感謝しています。内藤さん、ありがとうございました」と違った形での“師匠超え”を誓っていた。