侵入被害の6割が無施錠の富山 “防犯対策 4つのポイント” は「光」「目」「時間」「音」 …防犯対策のプロに聞いてみると
ライフガード北陸 防犯設備士 高嶋郁さん 「単純に(問い合わせが)10倍ぐらいあるかもしれない」「防犯グッズへの問い合わせが非常に多くなっている。一般のお客様でもこういった防犯フィルムを貼りたいというご要望が多くて」 「今は本当にたくさんお待ちいただいただいているような状況で」「メーカーの方でも在庫が少なくなってるとか、もう切れてるとかいうところもあるぐらい」 自宅に防犯フィルムを貼りたいといった問い合わせ件数は例年と比べて驚異のおよそ10倍だということです。 記者「関東の強盗事件を受けて?」 ライフガード北陸 防犯設備士 高嶋郁さん 「そうですね。やはりガラス破りでの侵入が多いということで、防犯フィルムが有効であるということがよく言われておりますので」 ■ドロボーが嫌う「光」「目」「時間」「音」 警察のまとめでは戸建て住宅へドロボーが侵入する際の経路として最も多いのが窓で全体の5割以上を占めています。 さらに戸建て住宅では窓ガラスを割って侵入するケースが無施錠に次いで多く3割以上を占めます。 関東で相次ぐいわゆる「闇バイト」による強盗事件の手口も民家の窓ガラスを叩き割って押し入る荒い手口が共通しています。 ライフガード北陸 防犯設備士 高嶋郁さん 「やはりガラス破りっていうのが一番簡単な侵入の方法になりますので、闇バイトなんかですと、やっぱ素人の集団が多いので手口的にはやはり簡単なガラス破りをしてしまう」 「こういった防犯フィルムとかあと防犯ガラス、ガラスとガラスの間に中間膜のあるガラスを入れ替えていただくと、そういったことでガラスを強化することができます」 総合防犯設備士で県防犯設備協会の事務局長でもある防犯のプロ・高嶋さん。ドロボ―が嫌がる4つの条件を意識して防犯対策を行うことが大切だといいます。 ライフガード北陸 防犯設備士 高嶋郁さん 「泥棒の嫌うもので対策するということで、まず時間をかけさせること、あと顔を見られることを嫌がりますので、防犯カメラとか、それから音が出るのも嫌がります」
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