侵入被害の6割が無施錠の富山 “防犯対策 4つのポイント” は「光」「目」「時間」「音」 …防犯対策のプロに聞いてみると
売れ行き好調な商品はほかにも…。 踏むと大きな音が出る「防犯用のジャリ」です。今月だけですでに例年のおよそ8倍にあたる20袋が売れました。 シマヤ砺波店 山下恭平副店長 「ジャリの方は、こんな形で大きな音が出ますので、おうちの周りとかお庭の方に敷いていただきますと夜ですね。不審者が歩いて歩きに音が鳴って防犯対策なるかなと思います」 コーナーにはほかにも人が近づくと、防犯装置作動中と書かれた防犯ステッカーや、ダミーの防犯カメラなどが並びます。 シマヤ砺波店 山下恭平副店長 「見せる防犯っていうのが今、主流といいますかそういう流れになっておりますので」「泥棒さんに…警備入ってますよっていうふうな形で見せる方が逆に警戒心をもって入りづらくなるのかなと…」 不審者など人の動きに反応して光るセンサーライトへの問い合わせも最近は増えているということです。 ■防犯グッズ問い合わせは “10倍増の感覚” シマヤ砺波店 山下恭平副店長 「ちょっと物騒な事件も増えていますので」「何も対策してないような家は、目がつけられやすいと思いますので、何かしら光ったりとか、音が鳴ったりとか、家の方で備えをしていただけば、安心してお過ごしできるかなと思います」 防犯グッズは他にも…。 「これだけヒビが入っていても貫通なかなかしません」 思いっきり叩いてもヒビは入るものの、完全には割れません。窓ガラスに貼るだけで割れにくくなる防犯フィルムです。 防犯フィルムの施行・販売を手がけるライフガード北陸の高嶋郁さんに聞いてみました。 ライフガード北陸 防犯設備士 高嶋郁さん 「こういう分厚いフィルムを、室内側から(全面に)貼ります。外からもし鍵の部分を攻撃されても貫通しにくい」 「手を入れて、鍵をあけられない。時間をかけさせるとか、大きな音を出させて、気付かせるとか、そういったことで対策できます」 関東で強盗事件が相次ぐなか県内外から問い合わせが殺到しているといいます。
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