“車検切れ”に気づかず3か月半…公用車を継続して運行していたことが判明 運行距離は約2500キロ 新潟市
新潟市北区役所は21日、車検の有効期間が満了していた公用車を約3か月半にわたって継続して運行していたと発表しました。この事案については、すでに警察署へ報告しているということです。 ■警察が“隠れて取り締まる”ワケ 「卑怯」「点数稼ぎ」の批判も…「交通ルール守っていれば関係ない」
約3か月半“車検切れ”に気づかず
新潟市北区役所建設課によりますと、11月1日に予算の執行状況を確認していたところ、建設課が所有する公用車1台の車検が今年7月15日に有効期間が満了していたことに気づいたということです。 建設課では、7月16日から10月31日までの間、車検切れに気づかず、継続して該当する公用車を運行していて、運行日数は66日、運行距離は2502kmに上るということです。また、この間に延べ105人(実人数16人)が運転に従事していました。 建設課は8台の車を管理していて、公用車には、それぞれ車両担当者がいましたが、担当者としての周知をしていなかったということです。 建設課では今後、車両管理表などで継続検査などの管理を徹底するほか、運行日誌の表紙に車検有効期間満了日を表示し、再発防止に努める方針です。
車検切れの車で公道を運転した時の罰則は?
新潟北警察署は今回の事案の報告を受け、道路運送車両法違反を中心に捜査する方針で、今後、車検切れの車を公道で運転していた16人を捜査の対象として、話を聞くことにしています。 道路運送車両法に違反した場合、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されるほか、違反点数は6点で、前歴がない場合、30日間の免許停止処分となります。
NST新潟総合テレビ