阪神・前川右京に〝アイブラック〟を施す佐藤輝明＝大阪市北区（撮影・松永渉平）

阪神・佐藤輝明内野手（25）と前川右京外野手（21）の新春対談は盛りだくさん。アイブラック三兄弟の誕生から、新たなアベック不敗神話の継続への意気込みまで、たっぷりどうぞ。 前川　シーズン中も何回かご飯に連れて行ってくださいましたね。 佐藤輝　連れて行ってます。 前川　（森下）翔太さんと一緒にとか。 佐藤輝　2人きりではなかったね。何人かいるうちに右京もいたことは何回かあった。ちょっと回数は忘れたけど。僕にはまだガツガツこない。もうちょっと近い、1個か2個上くらいにはヤンチャなのに（笑）。まだ、僕にはきてくれない。 前川　さすがにいき過ぎてはいけないので（笑）。さすがに、まだ…。 佐藤輝　こいよ（笑） 前川　友達じゃなくて、先輩なので（笑）。でも輝さんはしゃべりやすいです。阪神はしゃべりにくい人はいないですね。 佐藤輝　もっと来てくれたら何でも答えるし、全然来てくれて大丈夫（笑） 前川　去年、話題になったカモメポーズも、ほんまにある日突然、輝さんが、お前の眉毛、カモメやなってきて（笑）。でも、うれしかったです。グッズとかも作ってもらって、ヒット打った後のポーズもこれでいけるようになったので。むっちゃありがたいです。個人グッズも初めてだったので。 佐藤輝　そこに関しては感謝してほしい（笑）。でも、そこまで広がるとは最初は全然考えていなくて、盛り上がればいいなと思って最初はやったんだけど…。よかった（笑） 前川　アイブラックも僕、去年ちょこちょこ試合でつけていて。案外いいなってなりました。初めは打ったらつけて、打てんかったらつけやんとこって感じでやっていたんですけど、全部つけようと思って、最後の方はずっとつけました。 佐藤輝　僕はメジャーリーガーがつけていたので、かっこいいなと思って。最初はつけたり、つけなかったりしていたけど、ずっとつけようかなって、右京と一緒の理由やな。験担ぎというか、スイッチが入る。そういうところで個性を出していくのもいいこと。 前川　翔太さんとのアイブラック兄弟（注1）もかっこいいなって思って見てました。三男になれますか？