【時系列でわかる①】石川・志賀町で震度7 大津波警報も発表(1月1日まで)
1月1日夕方、石川県志賀町で震度7を観測する大きな地震がありました。輪島港では1m20センチ以上の津波が観測されたほか、日本海の広い範囲に津波が到達しました。 地震発生からの動きを、時系列でまとめました。
▶2日以降の動き
【1日16:06】緊急地震速報…石川県で地震
石川県の地震で気象庁が緊急地震速報。次の場所では強い揺れへの警戒が必要。石川県の石川能登。石川能登では、震度5強を観測しました。
【1日16:10】石川能登で震度6強の地震
気象庁によりますと午後4時10分ごろ、甲信越・北陸地方で震度6強の地震がありました。 震度6強を観測したのは、石川能登、震度5強を観測したのは、石川加賀、富山西部、震度5弱を観測したのは、富山東部、新潟上越となっています。
【1日 16:12】新潟上中下越、石川能登、富山県などに津波警報
午後4時12分、気象庁は津波警報、注意報を発表しました。津波警報は、新潟上中下越、佐渡、富山県、石川能登、石川加賀に出されました。
【1日 16:22】石川能登 大津波警報に変更
午後4時22分、気象庁は津波関連の追加・変更を発表しました。石川・能登では、津波警報から大津波警報に変わりました。
【1日 16:24】Mは7.6推定 志賀町で震度7観測
気象庁によると、1日午後4時10分ごろ、地震があった。震源地は石川県能登地方。震源の深さはごく浅い。地震の規模を示すマグニチュードは7.6と推定。石川県志賀町では、震度7を観測した。
【1日 16:21】石川・輪島港で1.2m以上の津波を観測
1日午後4時35分までに気象庁が観測した津波の時刻と高さ。 ●石川・輪島港(1日午後4時21分/1.2m以上) ●富山(1日午後4時23分/0.5m) 場所によっては、検潮所の観測値より大きな津波が到達しているおそれあり。今後、津波の高さはさらに高くなることもある。津波による潮位変化が観測されてから最大波が観測されるまでに数時間以上かかることも。
【1日 17:15ごろ】岸田首相が取材に…「総理指示を3点」強調
石川県の地震を受け岸田総理大臣が午後5時15分ごろ総理官邸で取材に応じました。 岸田総理は地震の発生を受け災害対策室を立ち上げ総理指示を3点出したと強調しました。1点目は国民に対して津波や避難に関する情報を的確に伝えること。2点目は早急に被害の状況を把握すること。3点目は地方自治体と連携しながら人命第一で政府一丸となって災害対応にあたること、を指示したということです。 岸田総理はその上で住民に対して「引き続き強い地震の発生に十分注意してほしい」とした上で「津波の予想されている地方では一刻も早い避難をお願いしたい」と呼びかけました。