大調査!【保活】で役所に相談した? 認可・認可外を選んだ理由は? 先輩ママパパが抱えた苦労や、園や役所に求めるリアルな声が集結!
みんなの「保活」事情を徹底アンケート調査!
保育園の申し込みが始まり、“保活(子どもを保育園に入れるための保護者の活動)”のシーズンと呼ばれる10月~12月。そろそろ始めなければと焦りつつも、保活がどのようなものなのか、具体的なイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。 【画像12枚】「保活」についてのアンケート結果をグラフでチェック! 今回は、保活の実態を3歳以下のお子さん育児中のママパパ243人にアンケートで聞いてみました。(回答総数:243/アンケート期間:2024年9月10日~9月23日まで) アンケートに答えてくださった方々の男女比は、女性202名:男性41名でした。 以下では、みなさんから寄せられた回答を一挙にお伝えしていきます。
「保活」前に考えていたことや事前にした準備は?
まず訊ねてみたのは、みなさんが“保活”前から希望していた(希望している)ことや事前の準備について。入園したい保育園の種類や特徴、目指した入園シーズン、見学についてを中心に聞いてみました。 ■希望する保育園は?「家の近くの認可保育園」がやっぱり人気 “保活”の際にまず前提として考えるのが、入園したい保育園の種類(認可/認可外)ではないでしょうか。アンケートで訊ねてみると、「認可外保育園」は全体の7票、「認可保育園(認定こども園含む)」は91票を集める結果に。 オリジナリティーのある保育サービスが受けられる「認可外保育園」も魅力的ではありますが、3~5歳児の保育料が無償化の対象であったり、必ず資格を保有している保育士さんに子どもを預けられたりと「認可保育園」ならではのメリットは他に変え難いものではないでしょうか。 その他、みなさんから寄せられた回答では、「市が認可しているから安心なイメージがあるから(認可)」「認可での入園が難しかったから(認可外)」等といった理由も挙げられました。 以下では、それぞれの理由の一部を引用しました。 【認可保育園を希望した理由】 ・家から近い。上の子たちが2人とも遠方の認可外に通園しており、遠いことのデメリットを痛感。また認可より割高な割に保育内容も充実しておらず、近い認可を切望 [ 女性 ] ・認可が降りている方が安心なイメージ。 [ 女性 ] 【認可外保育園を希望した理由】 ・企業型でできるだけ荷物を少なくてもいいようにオムツ持ち込み不要など、親に寄り添ってくれて、病児保育も可能で保育料も安いから。 [ 女性 ] ・認可保育園は年度内入園が難しいから [ 女性 ] ■魅力に感じる保育園の特徴とは? 保育園を選ぶ際に魅力的に感じる特徴を聞いてみると、もっとも多かったのが「家の近所(81票)」、次いで「家と通勤との間にある(40票)」が並び、立地が重視されやすい傾向が見えてきました。 また、「園庭が広い(36票)」といった園内の環境や「他の園より早朝・延長の時間に対応してくれる(28票)」といったサービス面、「保育方針に共感できる(28票)」なども挙げられています。重視するポイントはご家庭によっても異なることが伝わってきますね。 他、「オムツを園が支給してくれる」「親がする準備が少ない」など、手厚いサービスを求める声も見受けられました。 ■1歳での入園希望が最多。役所への相談・見学は? そんなみなさんは、お子さんが何歳の時期を目指して保活をしていたのでしょうか。役所への相談や保育園の見学をどの程度するものなのか…。事前準備についても聞いてみました。 【入園は何歳からを目指した?】 入園を目指したお子さんの年齢としては、「1歳(72票)」「0歳(38票)」「3歳(23票)」「2歳(19票)」「4歳以上(8票)」の順で票が寄せられました。保育園へのお子さんの入園を考えるご家庭は、共働きである場合が大半ではないでしょうか。そう考えると、「0歳」~「1歳」との回答が多かったこのアンケート結果にも納得です。 【役所に相談に行きましたか?】 役所に行ったかどうかを訊ねてみると、「行った(83票)」「行かなかった(79票)」とほぼ同率でそれぞれに票が寄せられました。市役所や区役所では、保活を行う手順や、各自治体の入園状況や待機児童の数等、保活に欠かせないさまざまな情報を得ることができます。保活を始める際には、ぜひ最大限に活用してみましょう。 【見学はいくつぐらいするべき?】 保育園見学に行った数としては、「1園(31票)」「2園(19票)」「3園(13票)」「5園(9票)」「4園(4票)」……の順で票が寄せられました。多くのご家庭が希望の園を1~3園程度に絞った上で見学に臨んでいるいるようですね。立地条件のほか、クラスの人数や園の雰囲気、衛生状態、広さ等々……確認したいことは山積みです。申し込み時には複数の希望園の記入が可能な場合も多いので、希望する可能性のある園はぜひ見学に行きたいところ。