【尼崎ボート・ヴィーナスシリーズ第16戦】注目機を手にした平田さやかが当地前回戦のリベンジに燃える
尼崎ボートの「ヴィーナスシリーズ第16戦 尼崎プリンセスカップ」は26日に開幕する。 ◇ 強力な相棒とともに存分に暴れ回る。2連対率(47・8%)2位の44号機を引いた平田さやか(東京)が前検から機歴通りの好感触を伝えた。 「特訓は起こしがよかったですし、周りの人を見ながら、『少し伸びているな』と思いました」 スムーズさに加え、パワーも実感できたなら前検としては申し分なし。さらに未勝利だった昨年11月の当地前回戦の雪辱へ、モチベーションも非常に高い。 「前回の尼崎は(2023年8月の桐生で)5年ぶりにフライングを切って、その休み明け初戦というのもありました」 スタートを含めたレース勘が戻らず消化不良に終わった6日間。それとは対照的に、今期(5月以降)はFを1本も切らず、出場選手最多の149走して勝率5・95をマークするなど順調に期末を迎えた。 「このエンジンを引いてこれで勝てなかったら、言い訳できないですからね」 気合たっぷりに臨む初日は1、11Rで3、6枠。まずは幸先よく滑り出して前回の悪いイメージを払拭し、昨年8月のびわこオールレディース以来、通算5回目のVロードを切り開いていく。(井置浩二)