井上尚弥、ネリ戦がWBC男子年間最優秀KO賞 3年連続の最優秀選手賞受賞は逃す
世界ボクシング評議会(WBC)は6日(日本時間7日)、インターネットでの一般投票によって選出される2024年の年間賞を公式サイトで発表し、4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が男子の最優秀KO賞を受賞した。昨年5月6日に東京ドームで行われた4団体王座防衛戦で、元世界2階級制覇王者でWBC1位だったルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝ちした試合が選出された。3年連続の最優秀選手賞受賞は逃した。 23年に最優秀トレーナー賞を受賞した井上の父・井上真吾氏(53)は24年もノミネートされていたが、2年連続の受賞はならなかった。WBCの承認試合のみが対象となる。 下記はWBCの2024年年間賞受賞者一覧。 ▼男子最優秀選手賞 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ) ▼女子最優秀選手賞 スカイ・ニコルソン(オーストラリア) ▼男子最高試合賞 ウシクvsタイソン・フューリー(英国)第1戦 ▼女子最高試合賞 ケーティ・テーラー(アイルランド)vsアマンダ・セラノ(プエルトリコ) ▼男子最優秀KO賞 井上尚弥(日本)vsルイス・ネリ(メキシコ) ▼女子最優秀KO賞 ガブリエラ・フンドラ(米国)vsガブリエラ・アラニス(アルゼンチン) ▼男子最優秀パフォーマンス賞 ジェシー・ロドリゲス(米国)vsフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ) ▼女子最優秀パフォーマンス賞 クラレッサ・シールズ(米国)vsバネッサ・ルパージュジョアニス(カナダ) ▼男子最優秀リベレーション(新発見)賞 アギト・カバエル(ドイツ) ▼女子最優秀リベレーション賞 キャロライン・デュボワ(英国) ▼最優秀カムバック賞 セバスチャン・フンドラ(米国) ▼最高ドラマチックファイト賞 バージル・オルティス(米国)vsセルヒイ・ボハチュク(ウクライナ) ▼最優秀興行賞