大谷翔平が日本へ出発迫ったロバーツ監督のスマホにメッセージ「東京に着いたら僕の写真が…」
ドジャースのD・ロバーツ監督(52)が4日、都内で「木下グループ」の新CM制作発表会に出席し、大谷翔平投手(30)が来季開幕に投手としては間に合わない見通しを初めて明かした。来年3月18、19日に東京Dで行われるカブスとの開幕シリーズでの二刀流復帰について、「正直難しいと思う」と明言。2000年ヤンキース以来の2年連続ワールドシリーズ(WS)制覇から逆算して、「投手・大谷」を起用していく方針を示した。 【写真】例えば…渋谷の「超巨大広告」ショット * * * 「東京に着いたら、僕の写真が多分いろんなところにあるから、楽しみにしていて(笑)」。ロバーツ監督のスマホにメッセージが届いたのは日本に出発する直前だったという。来日前、指揮官は大谷とテキストで何度かやりとりを行った。 聞いた通り、日本は大谷の広告だらけ。空港でも“お出迎え”を受け「どこにでもいるなというような印象」と目を丸くした。他にも「リハビリは順調に進んでいる」という報告も受けたそうだ。 大谷はMVP受賞会見でロバーツ監督との関係性について「数か月で何年か(一緒に)プレーしていると感じるような、そういう距離感」と話した。オフでも冗談を言い合える2人は最高の関係だ。6年前に亡くなった元米軍人の父と日本人の母の間に生まれた沖縄出身の指揮官。日本語は話せないが、和の心を持ち合わせ、選手とも円滑な空間を生み出している。(中村 晃大)
報知新聞社