「手足口病の子を段ボール箱で隔離」は間違っている? 医師の見解と保育士の本音を聞いてみた
手足口病の予防と対策 医師からのアドバイス
最後に五藤医師から読者のみなさまへのアドバイスがあります。 五藤医師「手足口病の予防には、基本的な衛生管理が非常に重要です。以下の点に気をつけましょう 1. こまめな手洗い:特に食事前、トイレの後、外出後は念入りに 2. アルコール消毒の徹底:手指の消毒を習慣づける 3. おもちゃや生活用品の定期的な消毒:特に乳幼児が口に入れるものは注意 4. 感染者との濃厚接触を避ける:特に水疱が乾燥するまでは注意が必要 大人の場合、感染したお子さんの飛沫を吸い込んだり、タオルの共有、おむつ替えなどで排泄物を触ったりして感染する傾向があります。手洗いや消毒をこまめに行うことが予防策として有効です 手足口病は通常自然に治癒する病気ですが、適切な対応と予防策を講じることが大切です。 症状が重い場合や不安がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。正しい知識を持ち、冷静に対応することで、お子さんと家族の健康を守ることができます」