『光る君へ』「まことの子が産まれたらそちらが愛しくなるのは道理です」と彰子へ伝えた幼い敦康親王に感涙…視聴者「叔父が呪詛しているのに…」「まるで光源氏と藤壺」「この先を考えると…」
◆9月22日の『光る君へ』 現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第36回の「待ち望まれた日」が9月22日に放送され、話題になっています。 次回の『光る君へ』あらすじ。中宮・彰子の出産にまひろと道長は喜びを分かち合うが、二人の親密さは宮中の噂に…皇位継承を巡る不穏な気配の中、内裏では事件が<ネタバレあり> *以下、9月22日放送内容のネタバレを含みます。 一条天皇(塩野瑛久さん)の中宮・彰子(見上愛さん)がついに懐妊。 宮中が色めきだつ中、まひろは彰子から、天皇に対する胸の内を明かされる。 一方、清少納言(ファーストサマーウイカさん)は、まひろが道長(柄本佑)の指示で物語を書いたことを知り、伊周(三浦翔平)にある訴えをする。 出産が近づくにつれて不安を抱える彰子に、頼りにされるまひろ。他の女房らに嫉妬されつつ、道長から新たな相談を受けてーーといった話が描かれました。
◆あらためてあらすじ 今回、一条天皇の子を身ごもったことが分かった中宮彰子。出産を前に宮中は慌ただしくなります。 一方でドラマ序盤、幼い時から彰子に育てられてきた敦康親王(渡邉櫂さん)が、彰子と二人で話す場面が描かれました。 出産を前にしばらく里に下がるが、その間も怠らずに学問へ励んでほしいと親王に伝える彰子。 しかし敦康親王は何も答えません。
◆子が産まれても そこで彰子が改めて問いかけると、敦康親王は寂しそうな顔をしながら「子が産まれたら、私と遊ばなくなるのでしょう?」と話します。 驚いた様子を見せる彰子。 そんなことはない、と否定するも、続けて敦康親王は「私は中宮様の子ではありません。まことの子がお生まれになれば、その子の方が愛しくなるのは…道理です」と続けます。 対して一瞬考えこむ彰子。 口を開くと、「親王様が、ほんの幼子であられたころから、親王様と私はここで一緒に生きてまいりました。今日までずっと。帝のお渡りもない時から、親王様だけが私とずっといてくださいました」と話します。 さらに「この先も私のそばにいてくださいませ。子が産まれても、親王様の心を裏切るようなことは決してございませぬ」と伝え、二人はそのまま時を過ごすのでした。
【関連記事】
- マンガ『源氏物語』10話【若紫】「恐ろしや」思いを遂げた源氏だが、そのために帝の妻・藤壺の宮は妊娠。執着し続けた幼い藤壺の姪もその手におさめて…
- 次回の『光る君へ』あらすじ。中宮・彰子の出産にまひろと道長は喜びを分かち合うが、二人の親密さは宮中の噂に…皇位継承を巡る不穏な気配の中、内裏では事件が<ネタバレあり>
- 下重暁子 藤原道長からいじめ抜かれた定子を清少納言は懸命に守ったが…紫式部が日記に<清少納言の悪口>を書き連ねた理由を考える【2024年上半期BEST】
- 本郷和人「無礼講の大宴会」でアヤシイ関係が露呈した道長とまひろ。一方、史実では禁止令を出すほど<宴会嫌い>だった一条天皇に対して道長は…
- 『光る君へ』を彩る<彰子サロン>女房たちの裏事情。倫子の姪<大納言の君>は道長の愛人で「藤式部と呼ぶ」と宣言した<宮の宣旨>はまさかの…