早大出身者初の世界王者となった岩田翔吉、早大ボクシング部OB会主催の祝勝会で決意 「記録にも記憶にも残る存在を目指します」
元世界2階級制覇王者で、帝拳ジムの粟生隆寛トレーナー(40)は「私が獲得できなかったWBOのベルトを岩田選手が手にしてくれてうれしい。2人で協力し、複数団体、複数階級での王者を目指します」と今後の目標を共有した。帝拳ジムの後輩で日本バンタム級王者の増田陸(27)は「岩田さんには日頃からよく面倒を見てもらっています。この場を借りて感謝を伝えたいです。私も世界チャンピオンになり、このような祝勝会でまたお会いしましょう」と話して会場を盛り上げた。
サンケイスポーツの取材に応じた早大ボクシング部の岩崎仁(まさし)監督は「彼は早大ボクシング部の長い歴史の中で不滅の足跡を残しました。2029年に迎える部創立100周年の象徴的な存在です。この快挙をきっかけに、早稲田大学関係者や学生たちがボクシングにさらに関心を寄せてくれることを期待しています」と語った。
プロ戦績は岩田が15戦14勝(11KO)1敗、ノリエガが15戦14勝(3KO)1敗、増田が7戦6勝(6KO)1敗。