【40代、50代の目元老化】目元の老け悩みを、綿棒を使ったツボ押し「フェイスマッピング」で解消
「重いまぶたをパッチリ開けやすく」「目の下のくまやたるみを改善」などの目元悩みはフェイスマッピングの綿棒押しで解消しよう。顔のツボや反射区に綿棒を当てて働きかける「フェイスマッピング」は、摩擦などの負担をかけず、複雑な目元悩みをケアできる。このメソッドを確立した顔ツボセルフケア研究家の奈部川貴子さんに詳しく教えてもらった。
脳と目の疲れも目元老化の原因にフェイスマッピングで目元の老け悩みを解消
摩擦などの負担をかけずに、複雑な目元悩みをケアできるツボ。末梢神経の集中するポイント、反射区にも同時に働きかけてアプローチできる。家にある綿棒を使って手軽に行おう。 《綿棒を使って的確にツボ押し》 ◆綿棒の持ち方 綿棒はしっかり安定する「鉛筆持ち」を。また、綿棒はふわふわのものや先がとがっているものを避け、硬めのものを選ぼう
しっかり安定する「鉛筆持ち」で的確にツボ押しを。
二本指持ちでは綿棒が固定しづらく、ツボの位置からずれやすいのでNG。
◆ツボの探し方 いきなり綿棒で押すとツボの位置からずれやすい。鏡を正面に置き、人差し指でポイントを探して。ツボはへこみがあり、痛気持ちいい場所。そこを綿棒でプッシュする。
◆力の入れ加減 押す強さは350~500gが理想的。料理用のはかりなどを利用して、適切な力の入れ具合を確認しよう。
どのツボも左右10秒ずつ「重いまぶたをパッチリ開けやすく」
●攅竹(さんちく) 眉頭の内側の端にあるくぼんだところ。眼輪筋や前頭筋、皺眉筋など、まぶたの動きに関係するツボ。眉間のシワにも効果的。
●魚腰(ぎょよう) 黒目の中央から垂直に上がった、眉の中央にあるくぼみ。重く感じるまぶたが開けやすくなり、目がパッチリ。むくみもすっきりする。
●頭臨泣(あたまりんきゅう) 黒目の中央から額に向かった垂直線上で、前髪の生え際から小指の幅1本分後ろ。自律神経のバランスに関与するツボで、脳の疲れ対策に。
●絲竹空(しちくくう) 眉尻の端の骨がくぼんでいるところ。まぶたのむくみをケアし、目の乾きや目元の乾燥対策に。眼輪筋にもつながり、目尻を上げる働きも。