結婚相手の年収「800万円以上」は譲れません!高望みしすぎでしょうか?
結婚は、人生における重要なライフイベントです。結婚相手に求める条件は人それぞれですが、そのなかでも年収は大切な要素の一つです。結婚相手の年収が高ければ、結婚後の生活におけるさまざまな状況での選択肢を増やせます。 この記事では、結婚相手に求める理想の年収や、年収以外に重要視するべき要件などをご紹介します。 今回は例として、年収800万円は高望みになるのかを考えてみましょう。
結婚相手に求める理想の年収
株式会社IBJが、婚活中の男女に対して実施した「理想の世帯年収調査」では、「結婚相手に求める理想の年収」について発表しています。男女別の結果は、以下の通りです。 【男性が結婚相手に求める理想の年収】 ●1位:~500万円(40.8%) ●2位:~300万円(35.0%) ●3位:気にしない(19.5%) 【女性が結婚相手に求める理想の年収】 ●1位:~700万円(39.0%) ●2位:~500万円(38.8%) ●3位:~900万円(9.1%) 男性は約8割弱の方が500万円以下であるのに対して、500万円以下を希望する女性は約4割と、半分程度の割合となっています。 女性のほうが、結婚相手に高い年収を望んでいることが見て取れます。
男女別の平均年収
国税庁による令和4年分の「民間給与実態統計調査」によると、1年間を通じて勤務した給与所得者1人当たりの平均給与(年収)は、457万6000円とのことです。男女別に見ると、男性が563万3000円、女性が313万7000円です。 さらに同資料で、男女それぞれの給与階級別における、給与所得の割合を見てみましょう。 【男性】 ●1位:400万円超500万円以下(17.7%) ●2位:300万円超400万円以下(15.5%) ●3位:500万円超600万円以下(14.2%) 【女性】 ●1位:100万円超200万円以下(21.5%) ●2位:200万円超300万円以下(20.0%) ●3位:300万円超400万円以下(17.9%) なお、年収800万円以上の割合は、男性で16.8%、女性で3.1%と、男性でも2割以下であることが分かります。そのため、年収800万円以上の結婚相手を見つけるには、難易度が高くなることが予想されます。