【朝日杯FS】アドマイヤズームが圧勝…武豊アルテヴェローチェは伸びきれず
モーリス産駒
12月15日、京都11Rで行われた第76回朝日杯フューチュリティステークス(2歳オープン・牡牝・G1・芝1600m・1着賞金=7000万円)は、川田将雅騎乗の5番人気、アドマイヤズーム(牡2・栗東・友道康夫)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のミュージアムマイル(牡2・栗東・高柳大輔)、3着に9番人気のランスオブカオス(牡2・栗東・奥村豊)が入った。勝ちタイムは1:34.1(良)。 【動画】アドマイヤズームが快勝…朝日杯FS 1番人気で武豊騎乗、アルテヴェローチェ(牡2・栗東・須貝尚介)は5着、3番人気で北村友一騎乗、トータルクラリティ(牡2・栗東・池添学)は、13着敗退。 川田将雅騎乗の5番人気、アドマイヤズームが鮮やかに抜け出した。前走の未勝利勝ちからのG1制覇と一気のジャンプアップ。終始2番手の競馬で直線では人気のライバルを圧倒。影をも踏まえぬ快走で2.1/2馬身差と能力の高さを見せつけた。1番人気に支持された武豊騎乗のアルテヴェローチェは伸びきれずに5着までとなった。 アドマイヤズーム 3戦2勝 (牡2・栗東・友道康夫) 父:モーリス 母:ダイワズーム 母父:ハーツクライ 馬主:近藤旬子 生産者:社台ファーム ◇朝日杯フューチュリティステークスとは 1949年に関東地区における2歳(旧3歳)馬のチャンピオン決定戦として「朝日杯3歳ステークス」が創設され、2013年まで中山競馬場を舞台に開催。2014年から開催場を阪神競馬場へ変更(今年は改修により京都開催)。また、馬齢表示国際基準への変更に伴い、2001年に競走名が「朝日杯フューチュリティステークス」に改称された。このレースを期に飛躍したスターホースは多く、優勝馬にはミホノブルボン、ナリタブライアン、グラスワンダー、ドリームジャーニー、アドマイヤマーズ、ドウデュースなどがいる。 【全着順】 1着 アドマイヤズーム 川田将雅 2着 ミュージアムマイル C.デムーロ 3着 ランスオブカオス 吉村誠之助 4着 ダイシンラー 横山典弘 5着 アルテヴェローチェ 武豊 6着 クラスペディア 小崎綾也 7着 ドラゴンブースト 田口貫太 8着 コスモストーム 秋山稔樹 9着 ニタモノドウシ R.ムーア 10着 アルレッキーノ C.ルメール 11着 エルムラント 藤岡佑介 12着 パンジャタワー 松山弘平 13着 トータルクラリティ 北村友一 14着 エイシンワンド 幸英明 15着 タイセイカレント 坂井瑠星 16着 テイクイットオール 岩田望来
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