日本がチェコに連勝、井端ジャパンが国際試合初陣から8連勝で連覇目指すプレミア12へ 森下翔太が先制V2ラン、投手陣は無失点リレー【侍ジャパン】
◆ラグザス侍ジャパンシリーズ2024 日本9―0チェコ(10日、バンテリンドームナゴヤ) ■侍主砲候補がモデル妻と〝新婚2ショット〟【写真】 国際大会「プレミア12」に臨む野球日本代表「侍ジャパン」が大会前のチェコとの強化試合を2連勝で終えた。井端弘和監督は国際大会の初陣となった昨秋の「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ」から無傷の8連勝のまま、大会連覇に向けて13日にバンテリンドームナゴヤでオーストラリア代表との初戦に挑む。 日本は森下翔太(阪神)が4番に座り、3番には前日3ランを放った辰己涼介(楽天)、5番には同じく前日に決勝犠飛を放った栗原陵矢(ソフトバンク)が入った。7番は清宮幸太郎(日本ハム)が名を連ねた。 初回は森下が2死一塁で相手右腕のカーブをたたいて広いバンテリンドームナゴヤの左中間スタンドへと放り込む豪快な先制2ランを放ち、本番に向け好調ぶりをアピールした。 2―0の7回は無死一塁から代走で出た五十幡亮汰(日本ハム)が二盗、三盗に成功して一気にチャンスを広げると、源田壮亮(西武)の二ゴロの間に生還して貴重な3点目のホームを踏んだ。8回にも栗原の左前適時打などで6点を追加した。 先発の早川隆久(楽天)は2回1安打5奪三振での無失点と上々の仕上がりを見せた。2番手の戸郷翔征(巨人)は2回2安打無失点。3番手の隅田知一郎(西武)は1回を投げ3者連続三振と完璧な投球を示した。その後も鈴木昭汰(ロッテ)、藤平尚真、鈴木翔天(ともに楽天)とつなぎ、最後は清水達也(中日)が締める無失点リレーでチェコ打線を封じた。 連覇を目指す日本代表はB組。13日にオーストラリア代表との1次リーグ初戦に臨む。その後は台湾に移動。韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国と対戦する。各組上位2チームによる2次リーグは東京ドームで21日から開催。決勝と3位決定戦が24日に行われる。 ◆井端ジャパン・過去の国際試合成績 ▼カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 23年11月16日 4〇0 台湾 17日 2〇1 韓国 18日 10〇0 オーストラリア 19日 4〇3 韓国 ▼カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 24年 3月 6日 5〇0 欧州代表 7日 2〇0 欧州代表 ▼ラグザス 侍ジャパンシリーズ 11月 9日 7〇1 チェコ
西日本新聞社