11位の東京サントリーサンゴリアス、初勝利なるか。4位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイをホストゲームで迎え撃つ
メンバーは前節の三重ホンダヒート戦から先発15人で6名の変更がある。FW第一列では、HOマルコム・マークス、PRオペティ・ヘルが欠場し、PR紙森陽太がリザーブへ。前3人はPR海士広大、HO江良颯、PR為房慶次朗。CTBは廣瀬雄也が12番で、前節12番だったリカス・プレトリアスが13番に回る。WTB根塚洸雅に代わってハラトア・ヴァイレアが先発し、FBゲラード・ファンデンヒーファーが今季初出場だ。リザーブメンバーでは、HO福田陸人、PRイジー・ソード、LOアキラ・イエレミアが今季初登場。
リーグワンのスタッツ(統計数値)を担当するOPTAによれば、今季ディビジョン1で6以上のドミナントタックル(相手を押し返すようなタックル)を記録している全4選手は、すべてS東京ベイ所属だ。ファウルア・マキシ(7)、タイラー・ポール、メルヴェ・オリヴィエ、江良颯(各6)。東京SGにとって脅威になる選手たちだ。東京SGのラインアウト成功率は今季ディビジョン1トップの98%。次点はS東京ベイ(93%)で手ごわい相手だが、東京SGとしてはラインアウト、スクラムで優位に立ち、セットプレーからの攻撃でS東京ベイを攻略したいところだろう。両チームともリザーブ8人中BKは2人で、最後まで激しいフィジカルバトルが展開されそうだ。第4節になり、負傷者や選手のコンディショニングで新しいメンバーが出てくるチームも増えてくる。ここからは選手層の厚みがさらに問われる戦いになる。
村上 晃一