埼玉県教育委員会

　埼玉県教育委員会は2024年5月23日、2025年度（令和7年度）の埼玉県公立高校入学者選抜について発表した。学力検査の出題基本方針、実施教科、出題範囲および数学と英語の学校選択問題実施校を明らかにしている。 【画像】学力検査問題の出題の基本方針・実施教科・出題範囲・学校選択問題実施校について

　2025年度埼玉県公立高校の入学者選抜は、2025年1月27日～2月10日にインターネットによる出願入力、2月13日・14日・17日に出願書類等の提出、2月18日と19日に志願先変更を受け付け、学力検査を2月26日、実技検査（芸術系学科等）と面接（一部の学校）を2月27日、追検査を3月3日に実施。入学許可候補者発表を3月6日に行う。

　学力検査の実施教科は国語、社会、数学、理科、英語の5教科（英語はリスニングテスト含む）。数学と英語については、校長から届出のあった高校において、学校選択問題を出題する（一部に応用的な内容含む）。

　数学・英語の学校選択問題実施校は、浦和（全日制）、浦和第一女子（全日制）、浦和西、大宮、春日部（全日制）、川口北、川越、川越女子、川越南、熊谷（全日制）、熊谷女子、熊谷西、越ケ谷（全日制）、越谷北、所沢（全日制）、所沢北、不動岡、和光国際、蕨、さいたま市立浦和、さいたま市立大宮北、川口市立（全日制）の22校。

　2025年度の学力検査における出題の基本方針には、「中学校における平素の学習を重んじ、中学校学習指導要領に基づいて出題する」「基礎的な知識・技能をみる問題とともに、知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力などの能力をみる問題の出題に配慮する」「各教科の目標に照らして、受検者の学力を十分に把握できるように、出題の内容・出題数に配慮するとともに、記述による解答を求めるよう配慮する」の3点をあげている。