【UFC】平良達郎が計量パス!「UFC日本大会でもメインを戦いたい」、朝倉海については「日本人ファイターが増えて、負けじと頑張っていく」
2024年6月15日(日本時間16日)、米国ラスベガスのUFC APEXにて開催される『UFC Fight Night: Perez vs. Taira』(UFC Fight Pass/U-NEXT配信)メインイベントのフライ級(5分5R)で対戦する、同級5位のアレックス・ペレス(米国)と、13位の平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN)が14日(同15日)、同地にて前日計量に臨み、両者ともに無事、計量をパスした。 【写真】平良と戦うアレックス・ペレスは朝倉海、ヒロヤとも練習経験を持つ ▼フライ級 5分5R アレックス・ペレス(米国/チーム・オーヤマ)5位 25勝8敗(UFC7勝4敗)126ポンド/57.15kg 平良達郎(日本/THE BLACKBELT JAPAN)13位 15勝0敗(UFC5勝0敗)※UFC5連勝中 126ポンド/57.15kg 平良、ペレスともに126ポンド(57.15kg)と、フライ級の王座戦以外で許容の+1ポンドのリミットちょうどでパス。 大きく両腕を広げてガッツポーズを見せた平良に対し、ペレスは小さく胸の前で両拳を握ってガッツポーズを取った。 前日の会見では、ラスベガスのUFC APEXでの試合が多いことについて、「海外での試合は多いですが、もう慣れています。“家に帰って来た”ような感じで試合に集中しています」とリラックスした表情で語っていた平良。 ペレスについては、「経験のあるオールラウンダー」と評し、「どの局面でも、どの作戦でも戦えるようにしてきました」と、MMA25勝8敗(UFC7勝4敗)でスタンドも組み技も強いベテランとの対戦に向け、沖縄とコロラド・エレベーションファイトチームでのキャンプで万遍なく練習してきたという。 「試合を決める鍵」を「気持ち、ジャパニーズサムライソウル、サムライスピリッツ!」と答えた平良は、試合展開を「ノックアウトかチョークで勝ちたいです」とフィニュシュ決着を予告している。 フライ級5位のペレスとの試合を「ステップアップになる」と位置づけ、7月28日の『UFC 304』で行われる同級のムハンマド・モカエフとマネル・ケイプ戦を「モカエフvs.ケイプ、その勝者とやりたいです」。もちろん「希望はパントージャ」と、ペレスに勝利すれば、次が次期挑戦者候補同士の試合、あるいはパントージャが持つ王座に挑戦したいとした。 目指すは、「日本人初のUFC世界チャンピオン」だ。 日本ではRIZINバンタム級王者の朝倉海が、王座を返上し、UFCと契約したことをリング上で報告したばかりで、平良のライバルが増えることになる。そのことについて問われた平良は、「まあまあ日本人のファイターが増えて、自分も負けじと頑張っていきたいと思います」と、負けないように頑張ると語るにとどめている。 その目標の過程で、もうひとつ夢がある。2017年9月の『UFC Fight Night: Saint Preux vs. Okami』以来、7年間開催されていないUFC日本大会の再開だ。 「UFCの日本大会を開くのは僕の夢でもありますし、そこでメインイベントファイターとして戦いたいです」──大きく、そして確かな夢を背負って、平良は日本時間16日(日曜・朝8時開始)にUFC APEXのメインのケージに上がる。 ◆UFC日本人選手 木下憂朔(ウェルター級)UFC0勝02敗 中村倫也(バンタム級)UFC3勝0敗 風間敏臣(バンタム級)UFC0勝2敗 平良達郎(フライ級)UFC5勝0敗 鶴屋 怜(フライ級)6.29 UFCデビュー 朝倉 海(フライ級/バンタム級)UFCデビュー 魅津希(女子ストロー級)UFC2勝1敗 ◆8.23『ROAD TO UFC 2024』準決勝進出選手 原口 伸(フェザー級) 河名マスト(フェザー級) 透暉鷹(バンタム級) 本野美樹(女子ストロー級)