参院選を機に「国政の根幹の確認や改革を」小池都知事会見6月17日(本文2完)
政府が危機管理庁創設を表明。どう評価するか
読売新聞:読売新聞の【ヤマダ 00:32:05】です。聞こえますでしょうか。ありがとうございます。政府が危機管理庁の創設を表明いたしました。今朝は対策本部会議が開かれて、協定を病院と結んで、都道府県の権限、病床確保における権限を強化するという方針を示されました。これに関して小池知事はどのように評価されていますでしょうか。また、課題などあれば教えていただきたく思います。病床確保はこれからもっとやりやすくなるとお考えでしょうか。お願いします。 小池:ちょっとハウリングしてよく聞こえなかったんですが、ご指摘の新しい、いわゆる危機管理庁というんでしょうか、感染症に関しての、新設ということ、これについてはより詳細について確認をしていく必要があろうかと思います。いずれにしましても、これまでの対応というのは、やはりいろんな課題があります。縦割りの問題、そしてまた、指示系統の問題。それは国なのか地方なのか、地方自治体なのかということ。それから病床の確保をするにおいての方法など、課題多いかと思いますので、これからどういう方向に進んでいくのか、それらを注視しながら国に対しても、都としての考え方、いつも出しておりますけれども、要望もしていきたいと思っております。 いずれにせよ、国民、都民を守るというのは一番重要なことでありますので、しっかりとした形で、また、未知なる感染症に備える必要もあるし、何よりも、今もまだ対応については必要なことをやっていかなければならない。また、南半球でインフルエンザが同時にはやるのではないだろうか、サル痘と、名前をどうするかは別にして、これらは次から次へと出てきますので、同じことを常に、いつも、何度もばたばた繰り返すことのないようにしていきたいと、こんなふうに思います。 読売新聞:現状では、そうすると評価できるほど情報がないというような、評価としてはどういうふうにご覧になっていますでしょうか。 小池:よく確認してからにします。 読売新聞:ありがとうございます。