参院選を機に「国政の根幹の確認や改革を」小池都知事会見6月17日(本文2完)
東京都の小池百合子知事は17日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年6月17日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年6月17日) ◇ ◇
荒木氏を取り巻く情勢をどう見ているのか
東京新聞:東京新聞の加藤です。再び参院選についてお伺いします。先ほど知事、荒木さんを応援というご発言ありましたが、荒木さんを取り巻く情勢を現時点ではどう見ていらっしゃるんでしょうか。 小池:もうそれぞれ皆さんも分析されておられるんじゃないでしょうか。 東京新聞:知事のご意見としては、いかがでしょうか。 小池:いや、それはもうこれからのことですので。 東京新聞:ありがとうございました。 小池:じゃあその後ろの方。日経さん。
「もっとTokyo」、15日以降の予約分はどうなるのか
日本経済新聞:日経新聞の牛山と申します。Go To トラベルについてなんですけれども、国の県民割が7月の14日までということで、現時点で都民割として、「もっとTokyo」として15日以降、予約されている分についてはどうなるのかということと、あと、その他の今後の動向について判断する時期はだいたい、いつごろと考えていらっしゃるんでしょうか。 小池:いずれにしましても今はトライアル時期でございます。感染の状況などを踏まえながら判断をしていくということになろうかと思っています。これからの感染状況と観光振興、これらについての総合的な判断が必要だと考えています。 日本経済新聞:すでに予約済みの来月の後半の分については、今と変わらない状況が続くということでしょうか。 小池:それらも含めて総合的に、時期も含めて判断してまいります。
参院選の争点は?
産経新聞:産経新聞の力武です。再び参院選の話題に戻るんですけども、今、日本が置かれた状況、日本が直面する課題っていうのはさまざまあると思いますが、今回の選挙戦、どのような部分が争点になると思われるか、知事としてはどういったことを争点とすべきと思われるか、お考えをお願いします。 小池:やはりコロナが世界的な流行をしていて、それらによってさまざまな課題が、国政における課題があぶり出されていきました。政府としていろいろ打ち出されているようですが、ただ、これまでいろんな政策をアジャイルに対応してこられたと思いますけども、そういった臨機応変の対応を、これまでお願いしたかったというのが1点あります。それをどうなさるのか。国政において、それらをただす必要もあるかと。 それから、あと今、HTTって一生懸命やってるわけですけど、国政の根幹というのはやっぱりエネルギー安全保障であり、食料安全保障であり、もともとの国防という意味での安全保障、こういった大所が今問われている中で、1人1人の生活が、先が見えないという不安、そういったことからも、これからの、給与が世界的に見てもずっと低く抑えられたままであることの問題点、そしてそれらは円安で割りますと、為替で割りますと、より下がってる話になるわけですね、世界と比べて。これらの金融政策はまさに国家としての大きな役割。これら、国政に問われているところは数多くあると思います。 そういう意味で、東京というエネルギーの最大の消費地であり、コロナ対策でさまざま取り組んできた、そして子育てなどについても、これまで都の、都政でかなりこれには積極的な、かつ戦略的な対応を打ってまいりました。これらのことをもっと国政でしっかりと、なんて言うんでしょうかね、しっかりと根幹の部分を確認するなり、改革するなりという、そういうタイミングが今回の参院選なのではないかというふうに思います。これらについて、いろいろと議論も重ねながら、また国民に対しての、都民に対しての訴えをそれぞれがなさるんだというふうに、こういうふうに捉えております。それでは読売の山田さん。