スポルティングのギェケレシュが高額の契約解除金に私見「少しやりすぎだと…」今夏のステップアップは実現せず
昨シーズン、スポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュは加入初年度ながら公式戦50試合に出場し43得点を記録した。その活躍もあり、今夏の移籍市場ではアーセナル移籍などステップアップを噂されたが、ギェケレシュは最終的にスポルティングに残留した。 【動画|ギェケレシュも得点!】スポルティング vs ポルト ポルトガルリーグ第4節 ギェケレシュは、今夏叶わなかった移籍理由をスポルティングの設定した契約解除金が高かったと考えているようだ。9月のインターナショナルマッチウィークでスウェーデン代表の活動に参加している同選手は、スウェーデン紙『Sportbladet』のインタビューに応じ、今夏の移籍市場について言及した。 「彼ら(スポルティング首脳陣)は先発出場している選手のほとんどが残留することを望んでいたし、僕らを縛り付けていた。結果的には残留となったが、僕はスポルティングでとても楽しんでいるし、残ることに何の問題もなかった」 今夏は残留となったものの、ギェケレシュはより高いレベルでのプレーを求めており、「もちろん。最高のレベルでプレーしたい」と語る。そして以下のように続け、今夏移籍ができなかった理由について私見を述べている。 「(1億ユーロの契約解除金は)おそらく少しやりすぎだと思う。もちろん大金だ。でも次の移籍市場でどうなるか見てみよう。かなり良いシーズンを過ごしたが、何も起こらなかった。それ(高額の契約解除金)はスポルティングが僕に価値があると示すものでもあり、僕は尊重する必要がある」 またギェケレシュは2023-24シーズン終了後に、ヒザの関節鏡手術を実施した。その手術が移籍に影響を与えたのではと質問を受けたギェケレシュは「わからない。僕は8月の初めに復帰し、すでに1カ月プレーしているから、それが大きな問題かはわからない」と返答している。 今シーズンすでにギェケレシュは公式戦5試合で7ゴール3アシストと、昨シーズンに引き続き高パフォーマンスを披露している。ギェケレシュは最後に今シーズンの意気込みを次のように語った。 「僕はスポルティングでとても楽しんでいるし、文句を言うことは何もない。残留することもまったく問題ないことだ。もちろん他のリーグや、より高いレベルでトライすることを目指しているが、ストレスはないよ」
SPOTV NEWS