春高県大会決勝で42得点をあげた“おっとりエース”全国大会開会式で選手宣誓の大役! 長崎・鎮西学院ベスト4を狙う
チームの目標は「ベスト4」監督の目標は「5kg減量」
チームの平均身長は181.8cmと全国の強豪と比べても引けを取らない。チームの「もう一人のエース」は園田柊弥選手(3年)、「守備の要」が梶山剛大選手(3年)。 2人はペアを組んで出場したビーチバレーの大会で全国2冠に輝いた。「剛大はレシーブがよくて、トスが合わなくてもしっかり決めてくれるので信頼できる」と園田選手が話せば「柊弥はトスが合わなくてネットに近いときの処理がうまいので、信頼している」と息もぴったりだ。 多士済々のメンバー構成に手ごたえを感じる指揮官は、敢えて指導にも緩急をつけ、本番に臨ませようとしている。 選手をその気にさせるために、自分にも課題を課した。ダイエット宣言だ。現在122kgの体重を5kg落とすと宣言。一方で選手たちは春高の目標を「ベスト4」と打ち立てた。
開会式では選手宣誓の大役も
山本選手は開会式での大役にも抜擢された。男女104校の代表として選手宣誓を行うことになったのだ。 山本選手は「一生に一度の機会をもらったから、しっかり自分の気持ちを選手宣誓で言いたい」と話す。 鎮西学院の1回戦の相手は北海道第1代表の北海道科学大学高校。北海道科学大学は、わずか12人しか選ばれない全日本高校選抜のメンバー佐藤ラニ海選手(3年、190cm)がエースで、スタメンの平均身長184cmと高さの揃ったチームだ。 鎮西学院は「全国レベルの高さに慣れる」ために、県外の強豪校や大学生チームと練習試合を重ねてきた。「春高では自分がしっかり決めて、チームを勝たせられるエースでありたい」そう語る山本選手はオレンジコートでチームをまとめ、頼もしい姿を見せてくれるに違いない。 (テレビ長崎)
テレビ長崎