タイ・エアアジアX、中部8/1再就航 スワンナプームから週4往復
タイ・エアアジアX(TAX/XJ)は5月16日、バンコク-中部線を現地時間8月1日に再開すると発表した。同路線は新型コロナの影響により2020年3月に運休しており、4年5カ月ぶりの再開となる。一方、運休前はバンコクのドンムアン空港を発着していたが、再開後はスワンナプーム国際空港へ変更する。 再開後は週4往復で、月曜と水曜、木曜、日曜に運航する。夏ダイヤ最終日の10月26日までの運航スケジュールは、中部行きXJ638便がバンコクを午前0時45分に出発し、午前8時40分着。バンコク行きXJ639便は午前10時30分に中部を出発し、午後2時35分に到着する。機材はエアバスA330-300型機(2クラス377席:プレミアム・フラットベッド12席、エコノミー365席)を投入する。 バンコク-中部線は2018年10月に就航。バンコクと中部を結ぶ初のLCCで、当時は週7往復(1日1往復)運航していた。中部空港のターミナルは運休前同様、第1ターミナル(T1)を使用する。 中部空港を運営する中部国際空港会社(CJIAC)によると、コロナ前の2020年1月時点でのバンコク線はタイ・エアアジアXを含め4社が合計で週33往復運航していた。このうちスワンナプーム発着は日本航空(JAL/JL、9201)が週7往復、タイ国際航空(THA/TG)が週14往復で、ドンムアン発着はタイ・エアアジアXに加え、タイ・ライオン・エア(TLM/SL)が週5往復運航していた。 現在はタイ国際航空のみで、スワンナプーム発着を週7往復運航している。
Yusuke KOHASE