オーバースウィングがダメと誰が決めた? いまのスウィングを活かすには、フィル・ミケルソンから学ぼう !【人気ゴルフYouTuber原田修平プロの短期集中連載⑤】
「オーバースウィングのデメリットは、体の戻しにクラブの戻りが間に合わずクラブが振り遅れることです。写真Aをみてもらえばわかりますが、ミケルソンはこれほどのオーバースウィングです。しかし、インパクトでは体は開かずに正面を向いています。これは、彼がダウンスウィングで体をあまり使い過ぎない打ち方をしているからです。つまり、体の運動量よりも腕の運動量が多いスウィングですね。ミケルソンのこのオーバースウィングを見て、このポジションからどのように腕を振ったらインパクト出来るかをイメージトレーニングをするのがこのプログラムの目的です。右足に乗っている時間を長くするとか、ベタ足にして腕を振るとか、自分なりのやり方を頭に描いてみてください」(原田修平:以下同)
【ポイント②】「ミケルソンのダウンスウィング」を身に付けるために自宅でやること、出来ること 「体の運動量が少ない状態でクラブの運動量を多くするドリルは、クラブを短く握ってダウンスウィングをする素振りです。まず、ドライバーのヘッドに近いソケット部分を 両手で持ち、グリップ側のシャフトの部分は左の脇腹周辺に当たるようにしてアドレスをします。ここからスウィングをしていきましょう。体の使い過ぎのダメな例は、インパクトでシャフトが体の左脇腹に当たらず手元が前に出てしまいます。これではフェースが開きスライスです。良い例は、体を使わずに腕で振れているスウィングで、インパクトでシャフトが左脇をパチンと叩きます。これがミケルソンのようなクラブの運動量が多いスウィングになります」
【ポイント③】練習場で球を打ちながら、ミケルソンのように「振り遅れないオーバースウィング」をやってみよう 「体の運動量を抑えて腕を使えるスウィングで、1番のお勧めはベタ足で振ることです。そこで打つ前に、両足を閉じて立ちクラブを振るプレショットルーティンを採り入れることをお勧めします。このベタ足素振りの感覚でスウィングができれば体が開かないわけですが、実際にやるとやはり体を使いたくなりますよね」と原田プロ、体が開かないようにするためには、どのような意識が必要になるのか。
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