鹿島が鳥栖に3発快勝して首位へ肉薄!町田、G大阪はスコアレスドローで勝ち切れず | 8月7日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】7日、明治安田J1リーグ第25節の計10試合が行われた。 ●【動画】知念慶(鹿島アントラーズ)プレー集、FWから"デュエル王"へ華麗な転身!
各地で9試合が行われたJ1は、リーグ再開を迎えた。 鹿島アントラーズとサガン鳥栖の一戦は、鹿島が18分、MF柴崎岳が球際でボールを奪い取ったところからDF濃野公人のミドルシュートが決まって先制すると、後半には今夏古巣に帰ってきたMF三竿健斗のクロスをFW鈴木優磨が頭で折り返し、最後はMF仲間隼斗が押し込んで2点差とする。 その後は鳥栖にチャンスを作られたものの、GK早川友基の好セーブでピンチを凌ぐと、79分には途中出場のMF藤井智也のクロスをDF安西幸輝が流し込んで勝負あり。鹿島が再開初戦で白星を飾っている。 首位のFC町田ゼルビアは、セレッソ大阪と対戦。今夏加入したMF相馬勇紀が左サイドの中盤で先発し、前半終了間際には左サイドからチャンスメークしてゴールに迫る。チームとしてシュート数でも上回ったものの、最後までゴールをこじ開けられずにスコアレスドローに終わった。 ガンバ大阪とFC東京の一戦は、G大阪が立ち上がりからペースを握り、4試合ぶりの先発を飾ったFWイッサム・ジェバリを中心に攻め立てるが、FC東京のGK野澤大志ブランドンの好セーブに阻まれ、チャンスを仕留め切れない。スコアレスで迎えた後半、FC東京もセットプレーからMF安斎颯馬が頭で合わせてチャンスを迎えたが、これをG大阪のGK一森純がストップ。お互いに最後まで攻め合ったが、両守護神の活躍もあってこちらもスコアレスドローとなっている。 川崎フロンターレとヴィッセル神戸の一戦は、前半は拮抗した展開で進んだが、前半終了間際にDF飯野七聖が2枚目のイエローカードを受けて退場すると、後半は数的優位に立った川崎Fペースに。57分にCKを頭で合わせたMF家長昭博のゴールで先制すると、63分にはDFマテウス・トゥーレルが一発退場。神戸がさらに苦しい状況に追い込まれると、71分、85分とFW山田新の2ゴールでさらにリードを広げた川崎Fが再開初戦で初の連勝を飾っている。 名古屋グランパスと対戦した京都サンガF.C.は、FWパトリックの2ゴールで前半を2点ビハインドで折り返したが、後半開始早々にMF内田宅哉が一発退場。数的優位に立った京都は、59分にFWラファエル・エリアス、71分にFW原大智のゴールで追いつくと、79分にFWマルコ・トゥーリオのゴールで2点差を逆転し、6試合負けなしとしている。 北海道コンサドーレ札幌をホームに迎えた横浜F・マリノスは、開始早々にFWエウベルのゴールで先制した後に、札幌に追いつかれたものの、31分にFWヤン・マテウスのゴールで前半に再度勝ち越すと、51分にはFWアンデルソン・ロペスのゴールでリードを広げる。その後、札幌に1点を返されたものの、このリードを逃げ切って3連勝を飾っている。 湘南ベルマーレとアビスパ福岡の一戦は、終了間際にFWシャハブ・ザヘディの劇的ゴールで追いついた福岡が土壇場で引き分けに持ち込んだ。アルビレック新潟とジュビロ磐田の一戦は、立ち上がりからペースを握った新潟が前半を2点リードで折り返したが、磐田もFWジャーメイン良の2ゴールで意地を見せ、ドロー決着となった。 約1時間半にわたって雷雨の影響で中断した東京ヴェルディとサンフレッチェ広島の一戦は、78分にDF佐々木翔のゴールが決勝点となって広島が再開初戦を制している。 なお、埼玉スタジアム2002で行われる予定だった浦和レッズと柏レイソルの一戦は、雷雨の影響で中止となっている。 ■8月7日開催 結果 ・J1第25節: 鹿島 3-0 鳥栖 東京V 0-1 広島 川崎F 3-0 神戸 湘南 1-1 福岡 新潟 2-2 磐田 京都 3-2 名古屋 G大阪 0-0 FC東京 C大阪 0-0 町田 横浜FM 3-2 札幌 浦和 中止 柏