J2・6位の山口がJ1残留争い中の鳥栖撃破!! FW若月大和が1G1Aの活躍、クラブ史上初の天皇杯8強入り
[8.21 天皇杯4回戦 鳥栖 0-2 山口 みらスタ] 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会は21日、各地で4回戦を開催した。J2のレノファ山口FCはJ1のサガン鳥栖に2-0で勝利し、初の準々決勝進出を果たした。 【写真】「ものすごいメンツ」…リバプール豪華3選手に囲まれたMF長野風花 山口は立ち上がりから相手陣内で試合を進める。すると前半6分、MF佐藤謙介が最終ラインの背後に蹴ったボールをFW若月大和が収めてカットイン。そのまま右足を振り抜き、J1相手に先制点を奪った。 続く前半11分、山口に2点目が入る。若月がカウンターでドリブルを仕掛け、DF木村誠二を抜いて一気にゴール前までボールを持っていく。GK岡本昌弘を引きつけてゴール前にパスを出すとFW山本駿亮がゴールに流し込み、リードを広げた。 追いかける鳥栖は前半28分、MF西矢健人の縦パスを受けたMF堀米勇輝のクロスにFWヴィニシウス・アラウージョがゴール前で反応したが、枠に飛ばせなかった。 山口は2点リードで折り返した後半もゴールに迫る。11分、若月が右サイドから送った高速クロスにMF末永透瑛が上手く頭で合わせるも、クロスバーに直撃した。山口はその後も相手に決定機を作らせず、タフに戦い続けて試合終了。J1勢を倒す金星となった。