脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
脱北した女性たちが初めて日本のお寿司屋さんにいったときの様子が、YouTubeで注目を集めています。動画は記事執筆時点で100万回以上再生され、2万5000件を超える“高評価”を獲得しています。 【画像】初めて“日本のお寿司”を食べた反応
お店の清潔さにびっくり
動画を投稿したのは、日本で暮らしている韓国人YouTuberの「IKITERU【イキテル】」さん。 今回の動画は、脱北して韓国で暮らしている女性2人が人生で初めて来日したときの様子を撮影したものです。日本に来たらお寿司を食べたいと話していたことから、銀座の寿司店を予約しました。 店内に入った2人は、興味深そうに周りをキョロキョロ。トイレに行ってきたセヨンさんは「すごくきれいだった」と感激しています。 座っていたユミさんも「お店の床でお餅をついてもいいくらいきれい」と称賛。日本は行くところ全てがきれいだと感じているようです。
日本酒やサラダを楽しむ2人
テーブルの箸が横向きにセットされていることに気付いて写真撮影をするセヨンさん。温かいお酒がいいということで熱燗を注文してもらいます。 北朝鮮では日本酒を見たことがなかったという2人。おちょこに注いだ熱燗を味わい、「胸の奥で広がる感じがする」「鼻を刺激する感じがする」と気に入ってくれたみたいです。 サラダが届き「いただきます」と食べ始めると、野菜がすごく新鮮で、ドレッシングもおいしいと語ります。
いよいよ、お寿司を堪能
そうして、いよいよ赤いお盆に乗ったお寿司が到着。色鮮やかな一皿にテンションが上がり、写真撮影も捗ります。 ウニの軍艦巻きを指さして「これは何ですか?」と質問するユミさん。北朝鮮の前最高指導者の好物がウニ入りの寿司というのは知っていたけれど、住民たちは寿司が何なのかも分からなかった、本場で食べられるのはうれしいと話します。 ウニ軍艦を口に入れた途端、至福の表情を浮かべる2人。しばらく味わった後、「こんなにモチモチしているんですか? このご飯はもち米ですか?」と疑問を口にします。どうやら、ふっくらとしたご飯に感激していたようで、ウニとの組み合わせをほめたたえました。 さらに、玉子焼きを食べたセヨンさんがユミさんに「玉子食べてみて」と声をかけます。ほんのり甘い玉子焼きは初めての味だったとのことで、2人とも気に入ってくれたようです。 その後、お寿司を手で食べることがあると教えてもらった2人は早速挑戦。「本当においしい」と食べ進めます。