脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
残した家族を思い、涙ぐむ
すると、ふと「みんな同じ人間なのに、北朝鮮の人たちはこれを見ることもできず、聞いたことさえないので心が痛む」と話すユミさん。セヨンさんも「日本ではこんなにいいものを食べられていますが、平壌に住む両親はこのような世界があることを全く知らないと思う」と話し、2人とも「心に引っ掛かるよね」と声をそろえます。 ユミさんは家族みんなで脱北したのですが、セヨンさんは子どもと2人きりとのこと。「節目の時やクリスマスにはとても寂しくなることが多い」「もっとたくさんの家族と一緒に、こんなにおいしい料理を食べられたらすごく幸せなんだろうなといつも思う」「お酒が好きな父と一緒にお酒を飲みたかった」と涙ぐみます。 「いつかそういう日が来ますよね」と自分を奮い立たせるセヨンさん。周りも「きっとその日が来て一緒に日本に来てお寿司を食べられる日が来ると思います」と答えます。 ユミさんは前日の夜、お母さんに電話をして「日本に来たよ」と話をしたとのこと。「北朝鮮の人は日本という国をとても先進国で良い国だと知っている。みんな行きたがっている」のだといいます。 その後、北朝鮮では平均27~30度の強めのお酒を水のようにガブガブ飲むという話になると、「正気では生きていけない世界なのでお酒に頼る」「少しでも肩の荷を下ろして忘れようと、そのために飲む」などつらい現実を語る2人。 食事を終え、お皿を下げに来た店員さんに、ユミさんが日本語で「おいしい」と感想を伝えます。そうして、一行は満足げにお店を後にし、動画は終わりを迎えました。
「涙が出ました」「心打たれました」
コメント欄には「泣いてしまった」「脱北しても何かを抱えたまま悩みながら生きているんですね」「ちょっと私も涙が出ました。当たり前のようにおいしい物が食べれる事に感謝です」「北朝鮮の実情と残してきた家族への思いに心打たれました」といった声が寄せられています。 IKITERU【イキテル】さんたちは、InstagramやX(Twitter、@IKITERU7)でも情報を発信中。別の日のYouTube投稿では、2人が日本に到着した直後や初めて日本の電車に乗った日の様子、反日教育についての本音など公開しています。 ※動画提供:YouTubeチャンネル「IKITERU【イキテル】」
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