長野県白馬村、ウーバーと協定、冬季限定でタクシー配車を開始、訪日客が使い慣れたアプリで利便性向上
配車サービスをおこなうUber Japan(ウーバー)は、長野県白馬村との包括連携協定に調印した。「白馬MaaSプロジェクト」の一環として、地元のタクシー会社と連携、2024年12月1日からUberアプリによるタクシー配車サービスを冬季限定で開始する。 Uberは、白馬村の産官学の共創事業体「チャレンジ白馬」プログラムを通じて、海外観光客が使い慣れているUberアプリを通じた円滑な配車サービスを提供することで、観光客の利便性を向上させていく。 白馬村では、インバウンドを含めて冬季のスキーやスノーボードの需要が高まっている一方、村内交通の不便さが課題になっていた。 Uberのデータによると、白馬エリアを訪れるユーザーは、オンデマンドの交通手段を求めてUberアプリにアクセスしており、特に冬季(12月から3月)のアクセス数は他の季節の約6倍、その大半は海外観光客によるものだという。 Uberアプリによるタクシー配車サービスは、長野県白馬村のスキー場や観光地、飲食店などがある主要エリアで提供される。アルピコタクシー、白馬観光タクシー、アルプス第一交通、あづみの第一交通、南安タクシーが参加し、約50台で24時間運行する。
トラベルボイス編集部