大荒れ列島“初冬の嵐” 雨でも満喫 京都「紅葉の穴場」
今シーズン一番の寒さとなった関東。「いい風呂の日」の26日。この時期ならではの「共演」が見られました。 【画像】“いい風呂の日”限定 「ゆず」と「りんご」の露天風呂
■絶景!列車×紅葉コラボに感激
次々傘を壊す暴風雨。長崎は、台風のような“初冬の嵐”です。 発達した低気圧や前線の影響で、天気は西から下り坂です。 古都・京都。雨が散らす前に“駆け込みの”紅葉狩りです。 京都・嵐山。保津川沿いの渓谷を走る嵯峨野トロッコ列車。春は桜など、四季折々の渓谷美の中をディーゼル機関車に揺られる、片道およそ7キロ。25分ほどの旅路です。 紅葉が見頃を迎えた今、連日満席が続く人気スポットです。 列車は、嵯峨駅を出発。保津川橋梁(きょうりょう)を渡り、トンネルを抜けます。 名勝・嵐山を望みながら、車窓を色づいた木々が流れていきます。 アナウンス 「有名な保津川、エメラルドグリーンでゆったり流れています」 眼下に保津川を眺めながら、列車はゆっくり進みます。 アメリカからの観光客 「窓がなく自然を満喫できて美しいですね」 横浜から来た大学生。少々お疲れのなか、久々の家族旅行です。 横浜から家族旅行に来た大学生 「最近、大学大変だったのでリフレッシュしたいなと」 フィリピンからの観光客も、母国では見られない絶景を収めます。 フィリピンからの観光客 「紅葉は常夏のフィリピンでは見ることができません。だから日本で体験できて本当によかったです」 日常を忘れさせる25分の列車の旅。少しお疲れ気味だった大学生も、リフレッシュできたようです。 横浜から家族旅行に来た大学生 「家族といると楽しいし、やっぱりリフレッシュできる」 お父さん 「私もたまにしか会えないので楽しく過ごせている」 夜になれば、ライトアップされた紅葉やイルミネーションなど、幻想的な景色を走る列車も運行されています。 嵯峨野観光鉄道 総務部 吉田淳担当部長 「ここ最近ぐっと気温が冷えて一気に色づき始めて、いよいよ見頃。今年は12月上旬ごろまで十分楽しめる」