入場券販売、「公式サイト」47万枚 個人の購入進まず 大阪・関西万博
2025年大阪・関西万博で、公式ウェブサイトから販売された前売り入場券が約47万枚にとどまっていることが26日、分かった。 売り上げの大半は企業購入分が占めており、個人向けの販売が伸び悩んでいる。東京都内で同日開かれた日本国際博覧会協会の理事会で報告された。 協会は、前売り入場券の販売目標を1400万枚と定めているが、18日時点の販売枚数は約744万枚で、目標の約53%だった。 協会によると、このうち、約82%を占める約613万枚が企業・団体の購入分。個人向けが基本となる公式サイトからの販売は約47万枚、旅行会社などへの委託販売は約84万枚だった。昨年11月の販売開始から1年超が経過する中、700万枚を割り当てられている企業以外の販売が伸びない状況が続いている。