「中古一戸建てをローンなしで購入」VS「ローンを組んで新築購入」子持ち家庭ならどちらがいい?自宅購入で大事なポイントとは?
賃貸で暮らしていると周囲や自身が立てる物音が気になったり、子どもがいる家庭では子どもが壁や柱、床などに傷をつけたり汚したりしないか不安になったりすることがあります。このような不安から解放されて気兼ねなく暮らしたいと考え、マイホームの購入を検討する人もいるでしょう。 その際、中古の物件をローンなしで購入するのと、ローンを組んで新築の物件を購入するのとではどちらがいいのか迷われる方もいるかもしれません。 今回は中古の一戸建てをローンなしで購入するメリットについて考えてみます。 ▼住宅ローンは「繰上げ返済」すべき? メリットについて解説
ローンの有無は重要なポイント
結論からいうと、住宅が中古であろうと新築であろうと家族が満足できているのであれば問題ありません。また、ローンを抱えずに戸建てを保有できるのであれば、今後の人生において金銭面での負担が大幅に軽減されるため、有利であるといえるでしょう。 ■ローンなしはリスクの観点から有利 住宅ローンは30年や35年など、長い間支払うものです。そのため、ローンがない状態の場合、将来の資産設計においてリスクが低くなります。 ローンの金額は人によって異なりますが、毎月10万円近く出費するケースもみられます。収入とのバランスを考慮したときに、とくに負担になっていなければ問題ありませんが、中にはローンの負担が大きい人もいるでしょう。 また、万が一契約者が病気になった場合やけがで働けなくなった場合、生命保険の加入状況によってはローンの返済が滞ったり返済できなかったりするリスクも考えられます。 ■中古でも家族が満足できるなら問題ない 一般的に、中古住宅よりも新築住宅の方が新しくきれいなイメージや、高ステータスといったイメージがあるかもしれません。しかし、中古であっても家族が満足できる物件であれば問題ないでしょう。 近年は中古住宅をリノベーションした物件もあります。自分が「この家が欲しい」と思って買った物件であれば、中古か新築かはさほど重要なポイントとはならないでしょう。