【東京2歳優駿牝馬】7番人気プラウドフレールが重賞初制覇
張田昂騎乗で7番人気のプラウドフレールが重賞初制覇を飾り、南関2歳女王の座に就いた。道中は好位の5、6番手を追走。直線で内に進路を取って抜け出すと、1番人気ゼロアワーの追い上げを1馬身1/4差でしのいだ。タイム1分42秒5(良)。3着に4番人気のエイシンマジョリカ(北海道)が入り、3連単は6万円超の波乱となった。プラウドフレールは今後、ユングフラウ賞(2月24日、浦和、SⅡ、ダ1400メートル)から南関牝馬3冠を目指す。 ■プラウドフレール 父ニューイヤーズデイ、母スリーメロディー、母の父ネオユニヴァース。黒鹿毛の牝2歳。船橋・川島正一厩舎所属。北海道浦河町・辻牧場の生産馬で、馬主は小島俊治氏。戦績5戦3勝。獲得賞金2950万円。重賞初勝利。東京2歳優駿牝馬は川島正一調教師、張田昂騎手ともに初勝利。 ◇ ◆張田昂騎手(プラウドフレール1着)「狙い通りの位置が取れて、4コーナーでも目の前があいた。テンションは高かったけど、競馬に関しては賢い」 ◆川島一調教師(同)「追い切りでの右回りの動きが抜群だったので、ひょっとしたらと思っていた。4コーナーで内があいて、展開も向いてくれた」 ◆矢野貴騎手(ゼロアワー2着)「スタートでつまずいたし、外に張る面もあった。でも、直線でしっかり伸びていたし、先につながる内容だった」 ◆岩橋勇騎手(エイシンマジョリカ3着)「1コーナーで外を回らされたぶん。初距離でも直線で反応していたし、バッタリ止まることもなかった」 ◆今野忠騎手(オリコウデレガンス4着)「外を回ると良くない馬場だったので、内で脚をためた。それなりの競馬はできている」 ◆本田重騎手(ウィルシャイン5着)「ローレル賞よりうまく運べたけど、思ったほど伸びなかった」