「歯を失う」前に見落とさないで!歯磨きで出血、口がねばつく、前より歯が長いetc...、危険な"前症状"を要チェック!
デンタルトラブルQ&A
Q. 歯ぎしり、食いしばり癖は治せるもの? A. ストレス社会で成人の7割以上にみられる症状です。歯や詰め物が欠けたり、アゴの痛みや肩こり、頭痛、知覚過敏、歯痛、エラが張るなどのトラブルのほか、歯槽骨に負担がかかることで歯周病の進行にも影響。 まずは睡眠中のマウスピースで歯の負担を抑え、すぐに穴があくようなら、咬筋の力を弱めるボトックス治療も選択肢に入れて。 Q. 年齢とともに歯並びが乱れてきた気がする……。 A. 歯周病、歯ぎしりや食いしばり、欠損したままの部位を放置すると、歯が動いたり、すり減ったりして、噛み合わせがずれ、歯並びや歯の形が変わることがあります。 その結果、口輪筋や表情筋がうまく使えず、口元の歪みやたるみに。歯周病が進行していなければ、50~60代でも矯正は可能。負担の少ないマウスピース矯正がおすすめ。 Q. 歯肉がくすみ、歯と歯肉の間に隙間が!? A. 加齢により歯肉が痩せて下がり、歯と歯肉の隙間や、歯と歯の根元のブラックトライアングルも目立ちます。マッサージで予防し、わずかな隙間ならヒアルロン酸注入で埋める方法も。
From Harper's BAZAAR July 2024 Issue