ランボルギーニ新型「テメラリオ」の最高速度は340キロ! 0-100キロ加速は2.7秒! 速すぎなベイビーランボがモントレーで発表されました
前輪回生ブレーキやエンジンからの直接充電など、充実したEV性能
リチウムイオン高比出力バッテリーパックを最適な重量配分を確保するために、中央トンネル内に搭載している。バッテリーパックは総容量3.8kWhで、わずか30分で完全に充電が可能だ。充電がゼロになった場合は、最大7kWの電力で家庭用交流および充電用柱電流の両方を使用して充電が可能。また、前輪による回生ブレーキやV8エンジンからの直接充電もできる。 トランスミッションは、8速デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)を装備する。電気部品を排除した新しいDCTは、ウラカンの7速デュアル・クラッチ・トランスミッションよりも軽量で、より素早いシフトチェンジを実現する。
新しい六角形のデザインが伝統のスタイルに新風を吹き込む
エクステリアは、クリアでピュアなライン、短くコンパクトなオーバーハング、統合されたエアロダイナミクス、そして大胆なシャークノーズなど、ランボルギーニのDNAが息づいている。フロントまわりは、デイタイムランニングライトに新しい六角形のデザインを採用。さらにサイドエアインテーク、テールライト、エキゾーストパイプなどにも六角形のデザインが取り入れられている。 ヘッドライトの下の空気通路は空力性能を向上し、フロントブレーキの冷却を促進する。サイドスカートは空力特性をサポートすると同時にダウンフォースを増大し、サイドドア後部のパワフルで効率的なエアインテークはエアフローを確保する。 タイヤはランボルギーニの長期パートナーであり、テメラリオの独占タイヤパートナーであるブリヂストンを装着する。夏用タイヤとサーキット用タイヤには、象徴的なタイヤブランドであるポテンザが採用された。
パイロットの気分を味わえるコクピット
コクピットは、「パイロットになったような気分で」というコンセプトを表現している。人間工学に基づいたシート、スリムで軽量なダッシュボード、完璧な傾斜角を持つステアリングホイールによって、ドライバーはランボルギーニの伝統的的な運転の楽しさを体感できる。シートは豊富な色と4種類のステッチパターンから選択可能で、カーボン、レザー、スエード調人工皮革など最高品質の素材が使用されている。 また、航空機から着想を得たスタート/ストップの「パワーボタン」、eギアレバー、ステアリングホイールのレッド・ラインナップインジケーターなど、ランボルギーニ伝統のデザインを採用。ステアリングの左側には、運転モードを選択するレッドクラウンローターが配置される。 日常の利便性も向上している。新しいスペースフレームシャシーによって、ウラカンと比較してヘッドルームを34mm、レッグルームを46mm拡大し、視認を4.8度広げ、ヘルメットを着用した場合でも、身長200cmまでのドライバーが運転可能。フロントフード下の荷物スペースには、112Lの収納容量を設ける。 コネクティビティはウラカンと比較すると大幅に進化しており、日常的なクルマの使用に関連するサービスや機能に加え、公道やサーキットでの運転の楽しさを追求した機能が提供されている。ユーザーは、OTA(Over-the-Air)による地図更新や、交通情報や興味のある場所に関するリアルタイム情報を利用できるナビゲーションシステムが利用できる。 サウンドシステムは、イタリア・ヴィチェンツァのソナス・ファベール社が手がけたものだ。このプレミアム・システムは、没入感のあるオーディオ環境を作り出し、ソナス・ファベール社が誇る自然な音響を提供する。
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