「皮肉なことに…」 後半開始早々に退場のDF町田浩樹、現地メディアの評価は?「神経質になっていた」【海外の反応】
サッカー日本代表DF町田浩樹が所属するロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズは現地時間12月1日、ジュピラー・プロリーグ(ベルギー1部)第16節でロイヤル・アントワープと対戦し、2-1で勝利した。町田は49分に退場してしまったが、現地メディア『SoSoir』の評価はどのようなものだったのか。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 町田が3バックの左でスタメン入りしたユニオンが、3位アントワープをホームに迎えたこの一戦。開始早々に先制点を許す苦しい展開となったホームチームだったが、前半アディショナルタイムにDFケビン・マック・アリスターのゴールで同点に追いつく。しかし49分、前半にイエローカードをもらっていた町田が、2枚目の警告を受けてしまい、退場に。それでも、数的不利な状況となったものの、69分にDFロス・サイクスが逆転ゴールを奪い、2-1でユニオンは白星を手にした。 同メディアは、町田に対し「4」という採点(最高が10、最低が1)を下し、「終始相手に圧倒されて神経質になっていた。少しは冷静になるべきだったが、前半に無駄な警告を受けた。そして、後半立ち上がりにFWビンセント・ヤンセンにファウルを犯し、2枚目のカードが提示された。しかし、皮肉なことにこのレッドカードが試合の流れを好転させた」と記している。 試合後、ユニオンのセバスチャン・ポコニョーリ監督も「あの退場は、我々にとって最高の出来事だった。サポーターの声援もあり、我々に勢いを与えてくれた」と町田の退場がチームに火をつけたと語っていた。町田の退場があったにも関わらず、価値ある3ポイントを獲得したユニオンは、9位から7位に順位を上げている。
フットボールチャンネル編集部