トヨタ、レクサス「GX550」先行販売モデルの発売を延期 認証不正の影響で新規認証取得を見送り
トヨタ自動車が6月上旬から先行販売する計画だったレクサスの新型SUV「GX550」の販売を延期していることが6月24日、わかった。3日に型式認証不正が発覚し、現時点でも社内調査を継続していることから「新規認証取得を見送っているため」(トヨタ)としている。 レクサスGXの詳細写真を見る GXは今秋の通常販売に先立ち、専用仕様を装備した「オーバートレイル+」を100台限定で販売するため、4月19日から5月12日まで抽選申し込みを受け付けていた。通常販売について販売を延期するかは未定だという。 GXは今回の不正事案の対象ではないという。トヨタは年央以降に発売を控える新型「クラウンエステート」も同様の理由で延期することを明らかにしている。トヨタは「長らくお待ちいただいている中でたび重なる発売延期となり、お客さまをはじめすべてのステークホルダーに対して重ねて深くおわび申し上げる」とコメントしている。