第95回選抜高校野球 慶応、初戦前に「自信」 東海大相模と練習試合 /神奈川
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する慶応が11日、東海大相模と練習試合を行った。4日の対外試合解禁後、県内初の練習試合で、21日の仙台育英(宮城)との初戦を前に実戦感覚を確かめていた。 試合は、東海大相模のグラウンドで行われた。バックネット裏のベンチは観戦する人たちで埋まり、立ち見する人が出る盛況ぶりだった。1試合目は先制されたが、福井直睦(なおとき)(2年)や清原勝児(1年)の本塁打などで逆転。一時は5―2としたが八回に3点を返され、5―5の同点のまま引き分けた。2試合目は四回まで行い0―7で敗れた。 練習試合は昨年12月に東海大相模側から申し出があったという。1試合目で本塁打を放った清原は「長打は出ても本塁打は出ていなかったので、うれしかった。東海大相模は良い投手が多く、その中で打てたのは自信になった」と話した。大会は、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で18日開幕する。【田中綾乃】