給食でヒスタミンによる食中毒…「なまりぶしのしょうが煮」食べた43人、口しびれる
大阪市は20日、阿倍野区と平野区の市立小学校2校で、14日の給食を食べた児童36人と教職員7人が、ヒスタミンによる食中毒を発症したと発表した。口がしびれるなどの症状を訴えたが、全員回復しているという。 発表によると、2校の給食場で調理された「なまりぶしのしょうが煮」から、口のしびれや顔の紅潮などのアレルギー症状を起こすヒスタミンが検出された。ヒスタミンは赤身の魚に多く含まれる。市の調査では、2校とも食品の保管や管理、調理手順に問題はなかったという。